第二十三話 [ヒーロー殺しステインVS雄英生徒]
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ワン・フォー・オールを全身に張り巡らせている出久
それを維持した状態で動ければ
体育祭の時とは違う力を発揮できる
それはグラントリノさんも分かっているようだった
グラントリノ「さてどうするか…とりあえずは3分」
緑谷「3分…?」
『!…わ、私が計ります!!』
グラントリノ「悪いな」
グラントリノさんからストップウォッチをもらうと
二人に声をかける
グラントリノ「3分の間で俺に一発でも入れてみな!!」
『よーい…スタート!!』
開始の声と同時に
いきなり出久の背後に回ったグラントリノさん
背中を蹴るとワン・フォー・オールの力が解けてしまった
グラントリノ「情けない!!この程度反応出来んのなら
救えるもんも救えんぜ!!
平和の象徴と謳われるような人間は
こんな壁トトンと超えてくるぞ!!」
緑谷「___っつ!!」
『…っ…頑張って出久!!』
緑谷「!?」
すると出久はソファーの下に潜り込んでしまった
グラントリノ「それじゃあ時間は稼げんぞ!!」
いきなりソファーが投げ飛ばされると
グラントリノさんの動きを崩れた瞬間
出久はまた全身にワン・フォー・オールの力を張り巡らせたら
グラントリノさんに向けて大きく振りかぶった
緑谷「ワン・フォー・オール フルカウル!!」
グラントリノ「惜しい」
『(かわされた!?)』
また出久の背中に回って攻撃をしようとした時
出久は天井に足を着けるとグラントリノさんに向かっていく
『(す、凄い!!昨日の練習の成果がもう出てる!!)』
間一髪の所を避けられて出久が着地する前に
グラントリノさんに脇腹を殴られて倒れると
ストップウォッチのタイマーが鳴った
『お、終わりです!!』
緑谷「!?…くっ…そお…!!
保つだけで…難しいコレ…まだまだ…だ…」
グラントリノ「いや…分析と予測から虚をつこうとする判断
普段から色々考えるタイプだな小僧…」
そう…小さい頃からの出久の癖を
たった1日で把握してしまったグラントリノさん
やっぱり…凄い人だった
二人の楽しそうな姿に微笑むと、二人に声をかけた
『ところでお二人とも…朝ごはん食べますか?』
緑谷・グラントリノ「「…頂きます!!」」
二人の笑顔に微笑むと急いで台所に向かった