第二十二話[怪奇!グラントリノ現る]
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皆はどこの事務所に体験入学するかで
盛り上がっていた
芦堂「ねぇねぇ…みんなどの事務所行くか決めた?」
峰田「俺はMt.レディ!」
梅雨「峰田ちゃん…やらしいこと考えてるわね」
峰田「(ギクッ)違うし!!」
麗日「デク君はもう決めた?」
緑谷「まずこの40名の受け入れヒーローの
得意な活動条件を調べたら系統別に別けた後で
事件・事故解決件数をデビューから現在までの期間でピックアップして僕が今必要な要素を最も備えている人を
割り出さないと行けないな…ブツブツブツブツ」
「「「「(最早芸かよ)」」」」
いつもの変わらない出久に微笑むと
私はプロ事務所オファーの紙を見て
さっきの相澤先生の言葉を思い出していた
(「職場体験は一週間後
肝心の職場だが指名のあったものは
個別にリスト渡すからその中から自分で選択しろ
指名のなかったものは予めこちらからオファーした
受け入れ可の事務所40件、この中から選んでもらう
それぞれ活動地域や得意なジャンルが異なる
よく考えて選べよ」)
『(自分の得意ジャンルか…)』
どうしようか悩んでいた時
轟「天堂…今、いいか?」
『轟君?』
爆豪「…………」
あんまり教室では話さない轟君が声をかけてくれた事に
少し驚いていると
轟「実はお前に伝えたい事があって」
『伝えたい事…?』
轟「この前…母さんに会って来た」
『!!』
轟君の思わぬ発言に驚いてしまった
『…どうだった?』
轟「ちゃんと話せた…毎週休日は見舞いに行こうと思う」
『!!…良かったね♪』
轟「…お前のおかげだ」
『え?』
轟「お前が俺に勇気をくれたから
母さんと向き合おうと思った」
『…………』
轟「…だから礼が言いたかった」
『そんな大したことしてないけど
…お父さんとは、まだ話せてない?』
轟「…………」
轟君が少し俯いてしまったので
まだお父さんとは上手く話せてないんだなって思った
『職場体験…エンデヴァーさんの所に行ってみたらどうかな?』
轟「!!…天堂何で知って…」
『私の所にもエンデヴァーさんのオファーがあったから
絶対轟君にもオファーしてるかなって!
折角お母さんと向き合えたんだから今度はお父さんと…ね?』
轟「…考えてみる」
『うん♪』
爆豪「…………」