第十三話 [みんな個性があっていいね]
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マイク「第一種目は障害物競争!!
この特設スタジアムの外周を一周してゴールだぜ!!」
相澤「おい」
マイク「ルールはコースアウトさえしなけりゃ
何でもありの残虐チキンレースだ!!
各所に設置されたカメラロボが興奮をお届けするぜ!」
相澤「俺いらないだろ」
先生達の実況を聞きながら
私は下敷きになった皆を心配していると
切島「死ぬかぁー!!!!」
『切島君!?』
切島「轟のヤロウ!!ワザと倒れるタイミングで
俺じゃなきゃ死んでたぞ!!」
切島君は個性の‘‘硬化’’のおかげで助かったんだ
「A組のヤロウは本当に嫌な奴ばっかりだな…!
俺じゃなかったら死んでたぞ!!」
切島「おまえはB組の!?」
『体が全身スティールになってる…』
切島君はキャラが被ってるって言いながら走っていった
そんな事ないと思うけどな…
すると大きな爆発音と共に爆君が両手に爆破を連発すると
巨大ロボの頭上を軽々と登っていった
マイク「一位爆豪!!下がダメなら上からかよ!?
くぅ~~クレバーーーー!!!!」
それに瀬呂君と常闇君も続いていく
瀬呂「おめーこういうの正面突破しそうな性格してんのに
避けんのね!」
常闇「便乗させてもらうぞ」
瀬呂君は肘から出すセロハンテープを自在に使って
ロープのように渡ると
常闇君はダークシャドー君と一緒に
ロボットの頭上を乗り越えていた
他のA組のみんなもスゴい勢いで立ち止まってる時間が少ない
あの強い敵を肌で感じて恐怖を植え付けられた
みんなが経験を糧として迷いを打ち消してる
『!!…出久』
出久は轟君が壊した巨大ロボの甲装を持つと
小さい小型ロボを‘’個性‘’を使わず倒してしまった
出久のカッコいい姿を見て私も気合いを入れ直した
『(私も…頑張らないと!!)』
私も羽を使って巨大ロボの頭上を乗り越えると
先頭の轟君を追いかけて行った