第九十八話 [友だち]
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緑谷出久が雄英を離れて数日後
麗日「それ…本当に?」
轟「推測でしかねェけど…」
爆豪「十中八九エンデヴァーたちといるあのクソナード!!」
A組の寮のエントランスに集結していたクラスメイトは
緑谷の手紙を破り捨てた爆豪と
その後ろにいる轟と常闇を見つめていた
飯田「憶測…?連絡をして確認を取ったんじゃないのか?
君たち三人の師に…」
常闇「幾度もしたさ、だが電話には出なかった」
爆豪「ジーパンも」
轟「親父もだ…忙しいとは言え不自然だ
俺たちに隠し事してるとしか思えねぇ」
耳郎「たしか…オールマイトも戻ってないんだよね」
尾白「らしい」
授業は停止、進級も留め置かれている状況の中
ヒーロー科生徒は基本寮待機と周辺の警備協力で
細かい情報が得にくい環境にいる
爆豪「ジーパンとヘラ鳥は病院でデクに接触してる
オールマイトとも…この手紙
雄英に近づくことすらビビッてんなら
誰がコソコソ真夜中ドアに挟み込んだ?
オールマイトしかいねぇ…あいつらきっと組んで動いてる!」
青山「…大人といるんならむしろ
安心していいんじゃなウィ☆?」
上鳴「トップ3のチームアップしかニュースにないぜ?
オールマイトは入ってない」
爆豪「だからだよ、俺はエンデヴァーたちより
デクの事もオールマイトの事も知ってる
多分考え得る最悪のパターンだ」
切島「じゃあ連絡手段をどうするかだな!!」
麗日「エンデヴァーって雄英卒だよね…………」
轟「!」
麗日「強引に行こう」