藤の花の都よ

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※タナトスになる前の話

感情というものは常にふつふつと沸き立つものだ、特に余裕が無い時や鬱陶しいものをみたときは。
カリグラは寝れないことにイライラとしながら起き上がり、水を飲みにとリビングへと向かう。
口にはタバコをくわえ、火をつけて……紫煙をはきながら眉間に皺を寄せた。
「くそがよ」乱暴に冷蔵庫を開けて、中から冷たい水をいれた水筒をだす。
コップへと注ぎ、一気に飲み干しヒビが入るほど握りしめ机へと叩き付ける。
「あぁ"ーーーくそが……」寝れない、どんなに寝所を良くしても寝れない。タバコの本数も増えていくばかり、さすがにやばいか?と思いベッドへと寝転がっても寝れずカーテンの隙間から入る月明かりを眺めるばかり。
短くなったタバコを灰皿へと押し付けて、新しいものへと火をつける。
身体にまとわりつく昨夜、いいよってきた女どもの香水が臭う……鼻が曲がりそうな程に嫌悪感が出てきて吐き出しそうだ。
汚い、汚らわしい……性欲に埋もれた猿どもの目も己のことをそういう目で幼い頃から見てくる奴ら。何故あんなものがあるんだ?、強いやつだけ生き残ればいいだろうとカリグラは生命の生殖本能というものに嫌悪感を感じていた。
例えるならそう、窓へと爪を立てて鳴らした音へ不快感を示すほどには嫌いだ。
脱衣所に向かい、鏡を見れば相変わらず目の下にはクマができている。
「……今回は一等濃ゆいな」1ヶ月近く寝れてないせいだろうか、よく死なねえなこれでと鼻で笑ってしまう。
どうやら自分は不眠で死ぬことは無いらしい、ストレスから万病へとなり死ぬ者もいるのに。
カリグラは、またため息を吐きまぁいい……とぼやく。
「寝れねえならやりてえ事やるだけだ」またなにか本を読むか、あるいはよその星へと行って荒らすか……っはははとわらう。
「……まじでいらねえよ、睡眠は」寝れないといらだちも出るが、寝ても出る時は出る。
ああもう、本当に……面倒臭いもんだ人というものも何もかも。

──
タナトスになる前の若グラ様の話、かなり色んなものに嫌悪感を示してたのかなと書きました( ᐛ)。
すごい濃ゆい隈できてるけどそうとうねれてないんだろうな。
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