ハジマリ

「っっベジータぁ、貴様ァ!!!!!」長髪の男は左目を抑える。
その男は周りの者達と違い、紺色の目をしていた。だが、その色はどこか夜の闇を思わせおぞましさを抱かせる。
男の名はラディッツ、ここ惑星ベジータでは下級なのに王の側近をするものだ。
父親バーダックは強戦士として名を馳せていた。なので彼は親の七光りでなったものとおもわれてた。そう、思われてたのだ。
彼は一瞬で王の部屋でまわりの戦士達を一瞬に殺した。己の同僚でもあり先輩のナッパを気を解放させる前に蹴り殺し、首を切りまわりの近衛兵たちを黒い刃でつき殺したのだ。
そしていま、王子を半殺しにしたとこ左目を攻撃されたのだ。えぐられはされなかったが深く入った。
「ラディッツっ、まさか貴様がここまでの実力を持ってるなんてな…!!」
「はっ、能ある鷹は爪を隠すというだろ??」
「ほざけっっ!!!!」ベジータは超サイヤ人となり攻撃を仕掛ける。
ラディッツは軽々とするりと避ける。
「今までで一番きいたぞ王子」左目の傷は治り、三日月型の傷が残る。
「…下級がっ!」
「おいおい、俺をただの下級と思ってたのか?。甘ったれたやつだなぁ!!!」瞬時に近づき相手を叩きつける。
ベジータは抗い、ラディッツを蹴飛ばした。
そして無数に気弾を放ち攻撃のすきを与えない。
だが、
「ここだ」後ろに回られゆかにまた叩きつけられる。下の階へと一気に落ちていき人が集まってきた。
「王子!!??」
「ラディッツ…!、おまえっ」そこには父バーダックの姿もありラディッツは目を細めて舌打ちをした。
「厄介なやつも来たな…」
「なにをしやがった!!!!、王のこれはどういうことだ!?」
「少し遊んだだけだぜ…ん??」サイレンの音が聞こえてきて、何事かと思えば銀河パトロール隊の宇宙船が上を飛び交っていた。
(ベジータ、すきをついてか)「さすがだな。」かちっと、閃光弾のスイッチを押しその場を離れる。
「あばよ、俺を殺したければ見つけてみろ」
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