序章

「久しぶりのものは、久しぶりだな。俺のことを忘れたものはおるか?、では改めて自己紹介をしようではないか」

「俺はカリグラ=ガイウス、サイヤ人で皇帝であったものさ。そしてお前らのとこでいうラディッツの前世?か。なんで俺が出てきたか?、それはお前達に教えるためさ。」

「惑星ベジータの本当の末路を。お前達のとこではフリーザによってやられた、だが本当は違うのさ。ある男の手によって終わりを迎えさせられるんだ。ではそれが誰か?、聞いて驚くなラディッツさ」

「ラディッツはラディッツでも、違う。真の悪の王になるべきものさ、皇嵐と共におるやつは無冠の王。だが今回のは違う、悪を統一するために生まれた大魔王さ。名は月鬼 ラディッツ、やつのとこでは世界最強の陰陽師とうたわれたやつさ。そして俺の半身であり真にラディッツとなるはずだったものだ」

「まあ…あれは、俺の若い頃にそっくりだ。おぞましいものになることは分かる…おっと話がズレるとこだったな。」

「二人は闇と影だ、だがなぁ何故かふたりは入れ違った。それは後々明かしてやろう、今回見てもらうのはその月鬼がこの世界にいたら?。悟空…カカロットたちはどうなった??、フリーザは?。入れ替わった物語を、狂いし王の話を届けてやる。」

「さぁ、見届けようではないか。





闇に囚われた哀れな王の話を」
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