花籠 1

「お前と約束したのもあるからなぁ、ラディッツが言ってくれたら…。お望み通り抱いてやるぞ。」
「いじわるカリグラっ…!」余裕のなさからか、涙目で可愛い感じの悪態をついてくる。
「いじわるか?、俺は可愛いオネダリが聞きたくてだがな…」なぁ、ラディッツと耳元で言うとまたでかいノックのおとがきこえてくる。
ああきたぞ、うるさい小姑もといナエが。
「ゴホンッ……、まだ寝られますか?。ご飯できてますが。」
「………食う。」ああ、これは寝ると答えればもれなくナエがきれてくるやつだとおもいカリグラは答える。
ラディッツのほうは顔を赤くしつつも服を少し整えてる。ああそうだな、流れとしては今からあまあまのまぐわいをするとこだったからな。
「わかりました、では……早急にきてください。」ちっ!、とナエが去ったのを察してカリグラは舌打ちをする。あいつここら辺できすぎだ、今回はいけそうだったのに。
ラディッツから離れようとしたとこ手を軽く引かれてなんだとおもうと頬にぷちゅっと可愛い感触がふれる。
「…ラディッツ?」なっ、と思い少し顔を赤くするとラディッツの方は赤くちらりとカリグラをみていう。
「仕返しだっ、バカリグラ!」ああほんとにこいつは可愛すぎる。
「(終えたらやってやる、今晩もだ)」
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