花籠 1

何だこの可愛い生き物は、無意識か?無意識で煽ってきてるのか??。
唇の端からは唾液が垂れて、顔もほんのり赤い……可愛すぎないか?。なんだこの大型猫、もう一度犯したらいいか。いや、さすがにこいつが気絶したあと沢山したからな…と思うがラディッツは黙るカリグラの様子に心配したのか声をかけてきた。
「カリ、グラ…?。」
「……」一旦落ち着け、いたずらがてらにしたのはあるがこれ以上負担をかけるのもだめだ。
「なっ、なぁカリグラどうしたんだ」
「なに、可愛い猫の心配する姿が可愛くてな。」
「かわっ…!!?? 」ああ、だからその急に照れる顔とか可愛すぎるのだが?。お前、ほんとに俺を煽るよなとカリグラは内心で悪態をつく。
なぜこの男はここまで可愛いのだろうか。可愛くないし、と小さく言いながら顔を赤くさせて自分から目線を逸らしてくる。
その姿がほんとに可愛く、カリグラは自分の理性にヒビが入っていくような感覚を覚える。
好きだと自覚すれば一気に相手に対する感情がよりでかくなり、自分のものだとマーキングしたくなる癖が自身にはある。
「(よりあとをつけたいな…)」ラディッツの体に無数にある充血跡をみつつ足りない、もっと刻みたいあわよくば体内にすらとカリグラは考える。ああ、その白く今程よく桃色な首筋かぶりつきたいなと考えながらもにこりと微笑を崩さずにいるとラディッツは顔を見てまた赤くしてくる。
「やめろっ、ほんとにっ…そっそれにもう朝だろ!?。」ほっほらナエのとこに行かないととラディッツはあわてていってくる。
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