テッセンの縛り1

待ってどうするんだ、あってどうするんだ!!ああもうとラディッツはベッドへと潜り込む。
カカロットにいろいろといえないではないか、これでは。ふわっ、布団からカリグラの香りがしてきて鼓動が高鳴る。
「…オレもあいつと…付き合ってはみたい…」だがどうすればかなど分からない、戦闘しか知ってこなかったから。
『ラディッツ』あの双眸違う瞳で見られるとこころがあたたかくなるような、でも寂しくもなる。
いつか、あの赤い炎のような瞳で火傷するほど見られたい。疼くような気持ちを抑えるように体を丸めながら必死に眠りにつこうとした。
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