テッセンの縛り5 微裏

あーー、こいつ空気を察するのが昔から上手かったなと思い出す。
だが今回のこれは明らかにやりすぎだろ、と自分に対していってることがひしひしとつたわる。
「…後で行く。」一気に萎えた、ラディッツの方は少し物足りなさそうな顔をしてるがやめてくれ、腰にくるとおもいつつ頭を撫でる。
だが、とんでもないタイミングでこられたことと自分が欲情してしまってることを認識してしまってか一気に顔を赤くさせている。
「…はずかしいのだが。」
「俺もだぞ、…続きはお前がまたいい時にな。」次はより防音にしてラディッツの嬌声を大量に聞いてやろうと思いつつカリグラは新しい下着を出してやりラディッツに渡した。
「もう、いつしたいかなんぞ分かってるだろ!」さっきも言ったでは無いか、と言いたげにラディッツは訴えてくるがそんなオネダリなんぞ大量に聞きたいに決まってる。
「わかってるが、聞くのも乙というものだろ?。」ああかわいい、可愛くてたまらない…だが言うのを待ってやるのだ。
「言わんからな!!」ふしゃー!と威嚇する猫のように毛を逆立てさせてカリグラにいう。
またその姿が子猫のように見えてうっかり微笑んでしまう。
ああ、なんて彼は可愛らしいのだろうか。威嚇にもなっていない姿で、むしろ自分の加虐心が刺激されている。だがダメだ、彼がいいと言うまでは手を出さないでおこう。
「そうか、ではそれまでは我慢しておこう…。約束は守るぞ。」ビビる猫ちゃんもいいが、こうやって威嚇して強気な猫ちゃんもいいなと思い部屋を出た。
その後ろで、また少し物足りなさげな顔をしているラディッツを認識して。
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