君にだけぶつける気持ち
カリグラとはぶつかる時もあれば、自分が荒れて窘められる時もある。
カリグラはとにかく大人だ、自分がどれだけ激高しても荒れることがない。少しあるとしても自分がいいすぎたり、己が自分のことを卑下する時くらいだ。
付き合ってしばらく経つとはいえカリグラとの喧嘩もとい意見のぶつけあいは少なくなることはない。そもそも事の発端は自分が素直になれないことから始まるのだ。
「っ!、カリグラのっバカ!!!!」
「はぁぁ………子供みたいなこと言うなぁ、お前は」たった些細なひとつのことで自分は怒る時もある、30そこらの大人が何をとおもうが怒ってしまうのだ。とにかく、カリグラと自分の彼に感じる劣等感で。
婚姻したような関係とはいえそのようなことを度々起こしてしまう。
涙が溢れて止まらないし、なんでこんなことでと何回も何度も思っているそれでもおさまらない。彼は普段そんな自分の言葉にやれやれとなりながらも頭を撫でつつ落ち着け、と慰めてきていた。時には黙って聞いて、そのあと落ち着いたか?と涙を拭い聞いてくれる時もある。そこに自分は甘えて、少し落ち着いたとか落ち着かないと言って甘えてた。
なのに、今回カリグラは甘やかしてもくれないどころかあきれたのだ。分かる、これはあきれてしまう……でもなんだろう初めて拒絶されたかのようにラディッツはぶわっとまた涙があふれた。
「──った…!」
「ん??」
「オレのこと!あきれたんだッッ!!!!」カリグラがかなり驚いてることはその顔からもわかった、いやっと彼は言葉に困っているがもう自分は止まらない。
なんだ、なんだこれとなるがもう感情の波は止まらない。子供が親をなくしたように泣き始めるがカリグラから抱き締められても力強く殴って止められない。
「あきれた!拒否したッッ!!!」
「いやっ、あきれはしたが…拒否した訳では無い!」
「したッッ!!!」知らない、止まるものか。心が突き刺さるように痛い、ラディッツはわんわん泣いて未だに殴る。
彼の方からいつの間にか抱きしめられて、落ち着けと言われながらソファまで運ばれてよしよしと撫でられるがおさまらない。
「っ猫ちゃん、そんなに暴れると落ちるぞっ」嘘つけ、あっさりと抱きとめて押さえてるくせに。
「嫌いなんだろっ!!」
「嫌いではないっ……!お前が散々駄々こねたり「嫌いだろ!!」落ち着けっ話を聞いてくれ」背中を赤子をあやす様にトン、トン…とされると少し落ち着いてくる。大のおとながと自分でも思うが、もう出してしまうのは仕方ない。
抑えても、またダムの水のように溜まっていく。だからもう出してしまったなら吐き出すしかない。
「…ぐすっ……っオレも、オレだってっ…自分のことめんどくさいと!?」泣きやもうと鼻をすすり言おうとすればカリグラから口付けられる。ペロリ、と唇と瞳からこぼれ落ちる涙を舐められてラディッツは一瞬ぽかんとするがカリグラの輝く瞳を見て見とれて落ち着いた。
唇を離されて、カリグラの方から一言告げられる。
「…悪かった、勘違いさせたのは。少し話を聞いてくれるか?」
「…っ……」こくり、と頷くとありがとうと額に柔らかい唇が触れてくる。
「お前のにたしかにあきれはしたが、嫌いになったわけではない。…ただ、少しつんつんされることに寂しくなるがな」
「っ、それ、でも……!」
「そうだな、いつも受け入れていたのは俺だ」寝れなくてぐずる赤子を落ち着かせるように背中を優しくトン、トン……と一定のリズムで落ち着かさせられる。ムスッとしながらも何とか泣きやもうとすればまた額に口付けられた。
「いい子だ」
「……っん」スルスルと互いのしっぽを絡めながら、ラディッツはカリグラにぴとりとくっつく。
彼のしっぽが強く絡みついてきて離さず、くっついてくれるのだと気持ちが少し暖かくなった。
「…だから俺自身も寂しくなりもするし、子供のお前に焦れったくもなる。それで口に出したがお前をそんなに不安にさせたなら、悪かった」
「…別に、カリグラが悪いとは……」今になって思えば本当に子供なのか??というものだがカリグラが完全に悪い訳でもない。散々好きな恋人にツンツンされてしまうといくら完璧な男でも、こころもちはきつくなってしまうだろう。
自分の方がむしろ余裕も何もかもないのか、と言うくらいに言葉で当たってしまったのにカリグラの方から謝るなんて。
「……オレっの方こそ、変に八つ当たりしたのは悪かった……すまん」
「構わない、寂しい気持ちはあるがお前がそれくらい俺に素直になってくれているということだからな」何故こんなに今情緒不安定なのだろうか、確かにカリグラ相手にはかなり不安を感じたりどこか遠くに行かないか?と思考をしている時もあるが。
今では結婚もした、カリグラとお揃いの指輪もつけているし縛り付ける鎖代わりのチョーカーが自分の首にはあるのに。
もっと、もっと彼が欲しくてたまらないのかもしれない。
また滴る瞳の雫をカリグラは舐め取り、優しく抱きしめてくれる。大きい手は腰を掴みぎゅっと寄せてきた。
「…ああ、大きくてもほんにお前は愛らしい俺の愛猫だなぁ」似た声色、でも自分よりは低く夜光に輝く花のような声を持つカリグラの声。
ぞくり、と感じながらラディッツはそのカリグラの言葉に反応するように花唇に自分のを重ねた。
「……なら、猫がお前のことを求めてるんだからよこせよっ…飼い主様ッッ」
「…ははっ、可愛いオネダリだなぁ俺の猫ちゃん」
カリグラはとにかく大人だ、自分がどれだけ激高しても荒れることがない。少しあるとしても自分がいいすぎたり、己が自分のことを卑下する時くらいだ。
付き合ってしばらく経つとはいえカリグラとの喧嘩もとい意見のぶつけあいは少なくなることはない。そもそも事の発端は自分が素直になれないことから始まるのだ。
「っ!、カリグラのっバカ!!!!」
「はぁぁ………子供みたいなこと言うなぁ、お前は」たった些細なひとつのことで自分は怒る時もある、30そこらの大人が何をとおもうが怒ってしまうのだ。とにかく、カリグラと自分の彼に感じる劣等感で。
婚姻したような関係とはいえそのようなことを度々起こしてしまう。
涙が溢れて止まらないし、なんでこんなことでと何回も何度も思っているそれでもおさまらない。彼は普段そんな自分の言葉にやれやれとなりながらも頭を撫でつつ落ち着け、と慰めてきていた。時には黙って聞いて、そのあと落ち着いたか?と涙を拭い聞いてくれる時もある。そこに自分は甘えて、少し落ち着いたとか落ち着かないと言って甘えてた。
なのに、今回カリグラは甘やかしてもくれないどころかあきれたのだ。分かる、これはあきれてしまう……でもなんだろう初めて拒絶されたかのようにラディッツはぶわっとまた涙があふれた。
「──った…!」
「ん??」
「オレのこと!あきれたんだッッ!!!!」カリグラがかなり驚いてることはその顔からもわかった、いやっと彼は言葉に困っているがもう自分は止まらない。
なんだ、なんだこれとなるがもう感情の波は止まらない。子供が親をなくしたように泣き始めるがカリグラから抱き締められても力強く殴って止められない。
「あきれた!拒否したッッ!!!」
「いやっ、あきれはしたが…拒否した訳では無い!」
「したッッ!!!」知らない、止まるものか。心が突き刺さるように痛い、ラディッツはわんわん泣いて未だに殴る。
彼の方からいつの間にか抱きしめられて、落ち着けと言われながらソファまで運ばれてよしよしと撫でられるがおさまらない。
「っ猫ちゃん、そんなに暴れると落ちるぞっ」嘘つけ、あっさりと抱きとめて押さえてるくせに。
「嫌いなんだろっ!!」
「嫌いではないっ……!お前が散々駄々こねたり「嫌いだろ!!」落ち着けっ話を聞いてくれ」背中を赤子をあやす様にトン、トン…とされると少し落ち着いてくる。大のおとながと自分でも思うが、もう出してしまうのは仕方ない。
抑えても、またダムの水のように溜まっていく。だからもう出してしまったなら吐き出すしかない。
「…ぐすっ……っオレも、オレだってっ…自分のことめんどくさいと!?」泣きやもうと鼻をすすり言おうとすればカリグラから口付けられる。ペロリ、と唇と瞳からこぼれ落ちる涙を舐められてラディッツは一瞬ぽかんとするがカリグラの輝く瞳を見て見とれて落ち着いた。
唇を離されて、カリグラの方から一言告げられる。
「…悪かった、勘違いさせたのは。少し話を聞いてくれるか?」
「…っ……」こくり、と頷くとありがとうと額に柔らかい唇が触れてくる。
「お前のにたしかにあきれはしたが、嫌いになったわけではない。…ただ、少しつんつんされることに寂しくなるがな」
「っ、それ、でも……!」
「そうだな、いつも受け入れていたのは俺だ」寝れなくてぐずる赤子を落ち着かせるように背中を優しくトン、トン……と一定のリズムで落ち着かさせられる。ムスッとしながらも何とか泣きやもうとすればまた額に口付けられた。
「いい子だ」
「……っん」スルスルと互いのしっぽを絡めながら、ラディッツはカリグラにぴとりとくっつく。
彼のしっぽが強く絡みついてきて離さず、くっついてくれるのだと気持ちが少し暖かくなった。
「…だから俺自身も寂しくなりもするし、子供のお前に焦れったくもなる。それで口に出したがお前をそんなに不安にさせたなら、悪かった」
「…別に、カリグラが悪いとは……」今になって思えば本当に子供なのか??というものだがカリグラが完全に悪い訳でもない。散々好きな恋人にツンツンされてしまうといくら完璧な男でも、こころもちはきつくなってしまうだろう。
自分の方がむしろ余裕も何もかもないのか、と言うくらいに言葉で当たってしまったのにカリグラの方から謝るなんて。
「……オレっの方こそ、変に八つ当たりしたのは悪かった……すまん」
「構わない、寂しい気持ちはあるがお前がそれくらい俺に素直になってくれているということだからな」何故こんなに今情緒不安定なのだろうか、確かにカリグラ相手にはかなり不安を感じたりどこか遠くに行かないか?と思考をしている時もあるが。
今では結婚もした、カリグラとお揃いの指輪もつけているし縛り付ける鎖代わりのチョーカーが自分の首にはあるのに。
もっと、もっと彼が欲しくてたまらないのかもしれない。
また滴る瞳の雫をカリグラは舐め取り、優しく抱きしめてくれる。大きい手は腰を掴みぎゅっと寄せてきた。
「…ああ、大きくてもほんにお前は愛らしい俺の愛猫だなぁ」似た声色、でも自分よりは低く夜光に輝く花のような声を持つカリグラの声。
ぞくり、と感じながらラディッツはそのカリグラの言葉に反応するように花唇に自分のを重ねた。
「……なら、猫がお前のことを求めてるんだからよこせよっ…飼い主様ッッ」
「…ははっ、可愛いオネダリだなぁ俺の猫ちゃん」
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