テッセンの縛り4

ナエはわかる、やつは時間にもうるさいし機嫌をとるときは面倒だから。
何ヶ月先もこの時は遅れましたね、とかいってくるから。だがラディッツは?、なにがあるというのだ。そらめんどくさいところはあるかもしれんが、普段のカリグラなら無視してるだろうと。
その質問にカリグラは、溜息をつき答えた。
「あーそうだな…、猫の構い方か?。めんどくさく絡まれるのも好きだが、今回の調子としてはやつの機嫌拗ねる前がいいかとな。」拗ねた時も可愛くてたまらんがな、とカリグラの異常なほどの悪い顔にビルスは背筋が凍りつくような感覚を覚える。
ウイスの方もそれを感じとったのか、相変わらず人が悪いとカリグラに話す。
「カリグラさん、すごく悪い顔してますよ。」
「ああすまん、すまん。出さんようにとしてたが、やはり古い付き合いのものの前ではだしてしまうな。」
「君、欲求に素直なのだから隠せれるわけないでしょ。」
「失礼だな、これでも歳は重ねてる。」ある程度できる、と言ってるが限界があるだろ欲の塊めとビルスはカリグラに言い放つ。
「褒め言葉だな、では帰らせてもらうぞ。」そういい、カリグラは黒い霧となり消えた。2人はカリグラを見送り、揃ってため息を着く。
「あれは…あのサイヤ人のこと心配になりますね。」
「ろくでなしな連中のことを心配になるなんて、僕も初めての体験だよ。」あのラディッツという男…、カリグラという化け物に惚れたのはダメだねとビルスはおもった。
「(初めてだよ、歴史を変えた方がいいと思ったのは)」
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