魔法の国の話(クロスオーバー)2

「……みゃう(たしかにオレは恵まれたかもしれない…最後にカリグラと出会えて、生活も変わったのだからな)」ベジータたちにはいえなかった意見をカリグラにはいえた、それこそ愛という魔法であり呪いのおかげで自分の氷のような冷たい心が溶けて彼に愛してると生まれてこの方言ってこなかった言葉を言えたのだから。
アスラのように…未だ苦しむこともなくなった、はっきりいって両親のことを考える機会もなくなり今ではカリグラばかり。
「くぬぬぬ…にゃんにゃ(お前は……王子たちにおびえながら、全てをうらんでいたオレと似ていると思ったんだ)」皮肉めいた発言はカリグラの器のようだとも思ったが、そうではなかった。
カリグラに聞いて意見が変わった、この男アスラは全てを諦めて闇に落ちた自分だったと。それこそトワの魔術にやられた自分と似ていると思ったのだ。
話しながらもわかった、アスラは自分に1番怒っている…愛する親をまもれなかった弱い自分を。
「…似ている、ね。確かに私も諦めたさ……そもそも諦めばかり、親の国を世界を受け継ぐ気を私はなかった。私は嫌でも叔父と似ていたからね、こんな皮肉の発言をするところも…世界を呪い壊そうと思ってしまう黒い心も」
「王としての素質はあっただろう、だが私にはこの黒い感情を抑えるすべが分からなかった。…だからまぁ色々としてきて、その果てに地獄の君から扱かれたわけだけど」
「にゃうぅ…(だが、マレウスやリリアはお前のことを大事にしてるだろ)」
「まぁね、……でも私にはそれを素直に受け入れる気持ちが今はない。マレウスなんかは…いや、いいだろう!?」なにかアスラがどもるな、とおもっているとき黒いガソリンのようなものが部屋の隅から出てきてラディッツを捕らえんと動く。
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