魔法の国の話(クロスオーバー)2

龍虎相対、そのような雰囲気でヴィルやアスラから明らかに闘志というかオーラを感じて気圧されてしまう。
これ、カリグラと時の界王神クラスのぶつかりではないかという程でががっと扉を押しあっているが途端ラディッツはヴィルから軽く投げられ部屋に入れられた。
「にう!?」コロコロ、ペチッ!と床に転がる。クラクラとした頭をあげれば学習机のようなものにはテレビと向こうでも見たようなPS5のような機種が、そして棚にはずらりと本……ベッドは天蓋の黒いやつだ。
壁に飾られているすすけた写真にはひとり顔の見えない長い髪の者とカリグラ、そしてアスラが写っている。
「……にゃう!(生前のカリグラかっこいい!)」アスラの顔は少し嫌そうだが、長い髪のものに寄り添いどこか落ち着いてそうだ。
「そういうことよ、アスラ。じゃあね」
「待てぇい!このクロネコ置いていくってかい!!?、こちとらどこぞの宅急便でもねえんですわ!」あーーくそっ、とボヤきながらアスラは扉を閉めて鍵をかける。
ヘッドホンをつけなおし、なにかでんわをしているのか話していた。
「あーー、イデア。さーーせん、ちと席外すわ。そう、デイリークエ先進めてていいんでとりま終わったら手伝いよろ」
「オケオケ、ほんじゃまあとで」ガチャっとヘッドホンを外し机に置き、ベッドに座りながら自分にもクッションを与えてくれてそこに座りなと彼が話す。
「…ったく、あの美貌ババアが。それで、何の用だい?地獄の君の番が」
「…にう……にゃんにやん(その……カリグラから、お前がっシルバーを憎む?恨む理由をきいて)」
「同情かい、要らねえわそんなの」
「ふしゃ!(違う!その、オレも似たような状況だったから)」
「似たような?、それを同情と言わずなんというのだい」
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