魔法の国の話(クロスオーバー)

どろっ、と闇が溢れるような感覚がしてくる。自分の心がヌメりけのある闇に埋もれてしまいそうな、そのような感覚を覚える。
羨ましい、うらやましい、ウラヤマシイ、カリグラの、カリグラの過去を知ってるなんて気をかけられてるなんて。
全部、全部自分のものなのに……
「猫ちゃん?」そうしてると、カリグラに声をかけられる。ハッとして相手を見れば、じっとその赤い瞳で見てきていた。
「…カリグラ」
「…おいリリア、まだここはブロットの処理ができていないのか?」
「いいや、されておるはずじゃ。お主の恋人が色々と引き寄せやすいのではないか?」ブロット??、なんの話しだろうか。
「…簡単に言えば、魔力の負の産物だ。猫ちゃんは闇を引き寄せやすいからなぁー、嫉妬でどうやら飲まれかけていたらしいな?。リリアたちが羨ましかったか??」なるほど……そういえば前にも言われたことがある、お市からも自分はそういうものを引き寄せやすいと。
カリグラからもだ、代わりに魔術などへの適応が早いからトワたちのも打ち破れていると。代わりに引き寄せ体質だということを繰り返し言われていた。
ではこの学園に、そんな恐ろしいものがあるということなのか??。逆に大丈夫なのであろうか。
「安心せい、この学園にはそのブロットを処理するエキスパートの家系のものもいる。…じゃが、お主…人であればブロットに引き寄せられて色々と考えてしまいそうなのじゃろ??」
「…なら猫ちゃんを俺が常に抱っこしておくか?」
「恥ずかしいからやめろっっ!!!」すっ、とカリグラが手を広げてきたがさすがに恥ずかしすぎる!。
そうすると、マレウスがなにかを思案してか提案してきた。
「…先程からカリグラ様が、猫と言われてますし猫にするのはどうだろうか」
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