魔法の国の話(クロスオーバー)

「は??」お前"も"?、おっといま聞き捨てならない言葉が聞こえてきたぞ。事と次第によってはここを滅ぼす、滅ぼしてやる。更地にしてやろうか。
たしかにこのマレウスと呼ばれる男、カリグラにただならぬ感情を持っているようには思えた。先程自分のことを聞いてきた時も、そうだと思わなかったといいたげな反応を示してきた。男だからかもしれないが、何かを感じてそうだった。これは恋人のかんだ、ものによってはうん殺そう。
「…すまん、そんなに怒る顔をするとは思わなかった。僕のはあくまで敬愛だ……カリグラ様は、幼い僕に色々と教えてくれた王としての在り方そして孤独という強者の運命についても…僕が言いたかったのはあの方のためになにかしてあげたい」
「あの方に喜んでもらいたいなどというので、……人で言う仲間のようなものだといいたかった。決して恋慕ではない」
「……では、お前もカリグラに救われた1人なのか…?」教えられた、そして恩を返したいというマレウスの言葉にラディッツはそちらの方かとほっとすると同時にマレウスの言葉にとてつもない重みを感じる。
だがなるほど、少し話して感じていたがマレウスの口ぶりがカリグラと似てるように思ったのは彼が教えていたからなのかとほっとする。いやだが、恋慕ではないと言って無自覚もあるから油断はできないか。
「…あぁ、両親がいない僕にとってリリアそしてお祖母様…カリグラ様が親のようなものだった。カリグラ様の場合は親戚のような間柄に近いかもしれない」
「えっ、両親が…」それは自分と同じではないか、だがどこか話したがらなさそうな雰囲気ではあるためあとでカリグラに聞こうとラディッツは密かに思った。
まさか、カリグラが子育てというか子供に物を教えてたりしたなんて。
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