花籠11

「その程度で俺に傷をつけるかぁ?、なめんなよカスがてめえらと違って修羅場はくぐってんだよ」
「っそれは私もだ!、私はっあの子のために!!」
「ならよォ…互いを食らう無法地帯で戦ったことあんのか?ねえだろエリートさま」その言葉にハッとする、カリグラの力の起源…それは数え切れない修羅場だけではなく地獄から来てるということもわかると。
黒くひたすらに黒い瞳、まさに空亡のあかりのような。深淵から覗く黒い瞳、かきあげられた前髪……今のカリグラとは違うがその分人としての恐ろしさそして生まれついての化け物ということが堂々とあらわされていた。
「…っ!、それで!ラディッツを!!私の玉藻前を傷つけてっ「所詮この世は弱肉強食だ」!?」
「あいつは俺より弱かった、だから俺にすきにされていいんだ。それがサイヤ人だろ?、サイヤ人の本質なんざもの食いもの襲いもの破壊する……その程度のもんだ。俺はそれに素直に生きてるだけだぜ?、他人なんざ信じちゃいねえそのラディッツっていう雑魚のことももちろんだ」
「だがあなたの未来は!私から彼を奪っていった!!!」
「知るかよ、それはてめえが競争に負けた。それだけじゃね?、俺には分からねえよ…あんなガキ他人にフラフラいきそうなやつなんざそばにおきなくないね。可哀想になぁ……」
「見もしねえやつに?盲信して、妄執して求めるなんてよぉ…虚しくて虚しくて…あーっははははは!!!!笑いが出てきてたまらねえよっ!!!」げらげらと笑う若いカリグラ、その姿はまさに呪いというものや憎悪というものそして──侮蔑を込めたものだ。ああこの男こそ、世界の歪みというほどに。
リーファは怒りがでてきた、カリグラ…お前は生きては行けない化け物だと。
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