テッセンの縛り3

「…すまん、今のはさすがに悪かったな。」いや何手を突っ込んだり指を突っ込むやつがそこでどうして謝るんだ、と思う。
意外とカリグラはアンバランスなところがあるのだろうか。
「意地悪してきたくせにか。」
「それは、まぁ、……そうだな。刺激されたからだな。」刺激された、その言葉にラディッツは少し嬉しくなり微笑む。
「…悪い、と思ってるなら今日はオレと寝ろ。」勇気を出すと決めたのだ、欲に素直になることも。カリグラのマントを引っ張りラディッツはいう。
顔を赤くして言うラディッツの表情にカリグラはドキリとしてしまう。
「(意外とこいつ可愛いとこあるな)……わかった。」やばい、これは孫から一転して見てしまうなとカリグラはおもった。
「(だが少しずつだ)…それなら共に寝るか、ラディッツ。」
「まず鎧脱いでこいッ」そう言うラディッツの顔にカリグラはふっと軽く笑いわかった着替えるぞと伝えた。

着替えたはいいものの、くさりたかびらなど中にあるものを脱いで半裸になった時ラディッツがまた耐えきれなくて声にならない声を叫んだのはいうまでもない。
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