マンチカン猫ちゃん!

「ううん、黒猫さんは可愛いよ…?。市にね、妹がいたらっていつもおもうの」
「にゃうう!?(何故だ!?オレ、一応これでも弟もいるのに!)」
「ふふふ……黒猫さん、可愛いねよしよし」
「んなう~」お市から撫でられると、思わず喉をゴロゴロと鳴らしてしまう。心地よくて落ち着いてしまう。直虎はその反応とあのカリグラをおとした男…、ということに興味を持ちラディッツを受け入れた。
小さい、小さい…黒猫の子猫。まつから聞く限りかなり大柄の男だったらしいがなぜ子猫に?いや……変なザビー教とかやれ雷を放つヤツなどこの世界にはいるからへたしたら猫になるものもいるかもしれない。
「これが……彼岸の、君の…」
「なう?(カリグラを、知っているのか?)」
「…っああ、戦をしているところたまたま救われて……私が、あの男から、捨てられた後に──」そこからラディッツは直虎の話を聞いて行った。男から振られてしまったこと、そこには武田という家のものたちが関係していること。それ以来、男を信じられなくなったこと。
せっかくの恋愛を崩されてしまっては呪ってしまうかもしれないな、とラディッツは共感した。自分もカリグラとの恋愛を邪魔されたら怒り狂うからなんとなくわかる。
「にゃう(オレだったら、その婚約者の首切るな)」
「私も、したかったが……武田の」
「にゃうにゃうにゃ(オレもそいつら恨むな、邪魔されたから)」
「黒猫さん……直虎さんとも話し合うのね」もう明らかに女の執念の会話だ、ど根性のなかのど根性というか男を恨む女たちのような。
ラディッツもラディッツで直虎の気持ちにのるとは、彼女子の気持ちもわかると言うのでモテてしまうかもしれないがこのカリグラへの態度だといい相談相手かもしれない。
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