マンチカン猫ちゃん!

相も変わらず運命というものは数奇なもので、何千年と存在し続けてきてもそれは変わらない。
時空という壁を跨いで越してみれば、生まれが違っていれば己がなっていたであろうような存在にも出会いはてには友となる時もある。世界を変えてみれば、心の友と呼べるような親友を見つけたりもできる。本当におかしなものだとわらい、そしてたのしんでいた。そしていま己の目の前でまさにその数奇なことが起きていた。
「みっ……みいいいいいい~~!!???(なぁぁんで!!オレが!猫になってるんだああ!!??)」
「っくはははは!!!、なんでっ!お前っ……そんな短足な子猫になってるのだ!?」このような面白いことが起きるとは思わなかったからだ。いやはや、こんなもの500年近く前の日本ではありえなかったガンダムよろしくの戦国最強がいる我が友信長の時空でもありえないほどの変化ではなかろうか。
ふにふに、ふにふにと肉球をニギニギしているがラディッツは現実を理解して発狂しまくりだ。なんと可愛いお手手なのだろうか。
「にうにうにーにー!(オレは!なりたくないんだっっ!!)」
「なんだ?、かっこよくありたいんだ!か??」こくこくとうなずけばまたカリグラはケラケラと面白そうに笑い、ラディッツはフルフルとその小さい身体を震わせる。
「ふーーにーー!!!(カリグラのいじわるーー!!!)」
「お前が?、カッコイイか。あーそうかそうか~、猫ちゃんは可愛いだろ?。俺にあんなに毎日甘えてきて酒によえばデロデロでキスマークをつけてくるのにか??」
「ぶるる!(意地悪!)」この姿では何も出来ないではないか!、殴ってみても愛らしい音が聞こえてくるばかり。戦闘なんかいってみろ、敵からバカにされる未来しか見えない。
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