相談したいの!(クロスオーバーネタ)

「して……彼岸の、何故うぬは…そのように顔を顰めておる?」城の茶室の中カリグラは高級な唐物をながめていると目の前にいる信長から声をかけられた。
その言葉にピクり、と反応して微笑む。
「弾正の、俺がそのように見えるか?。お前からいい唐物をみせられてむしろ機嫌がいいのに」
「は!、であれば……あの猫のものに話しかけ余のもとへ馳せ参じるかとおもうが。うぬは…ここに参じてすぐ我の元に来たであろう…?」くつくつと笑う信長はまさにこの世界を支配する魔王、だが同時に大童というか友人の苦悩する姿を笑っているようにも見える。
カリグラは右手で口元を隠しため息をついた。この男は気性が似ている、だからこそ隠せない。
「…少し、猫の鈍感さに呆れてな」
「ほぉう……」
「お前に話せば笑われそうだがな」少しした話のタネとなるであろうか、と思い正直にカリグラは信長へと話す。
相手は興味なさげにしつつも話を聞いては頷き、茶を飲んでいた。ちゃっかしするところはしているようだが、この黙りつつも聞いてくれるところがカリグラが信長を好いている理由の一つだ。
「…という事だ、猫ちゃんのことを追うあいつは…お前の妹のことを追いかけてた劣兵とにててなぁ」
「で、あるか」
「なんだ、覚えてないか?弾正の」
「斯様な礫なんぞ構う価値もなし……知らぬな」
「…俺も雑魚を覚える主義では無いが、あまりにも愚かすぎて記憶にあるぞ」
「は!、彼岸のが記憶するとはぁ……余程愚者であるとみる。そのようなもの焼き払ってしまえばよかろう、野火として炊きしあげれば良いわ」
「お前ならそう言うと思ったぞ…、俺もそれには同意だ。だが今回は猫に気づいてもらいたくてなぁ…、魔の番となるのであれば共に同じとこに昇るのが必定だろ?」
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