相談したいの!(クロスオーバーネタ)

カリグラはかなり来てくれる、付き合うようになってからはそれはさらに増してサラリと自然に愛情表現もしてくれている。
対する自分も行く時はいくが、やはり恥ずかしさから逃げてしまうこともしばしば。もう少し、押してみてもいいかもしれない。
「黒猫さん……一緒に頑張ろ…?市もね、長政様をまもるためにがんばるわ」
「そうだな、オレもカリグラを変なやつらからやられないようにしないと…」
「(何やら少し方向がズレたような…?)」まつはふたりのふふふふふ……と笑うヤンデレ特有のどろどろとした雰囲気に首を傾げながらみた。
「それに黒猫さん…、彼岸の君が心配していることもあるのだから気をつけてね……あの和歌思ひせくは嫉妬した女性の歌なの……」
「思ひせく…?もしやかげろう日記のでしょうか」
「日記…?」
「ええ貴族の奥様の日記のものです、旦那様に振り回されたお方の。なかなかに凄いもので…確かその和歌は悲しみに満ちた自分の涙は悔しさや怒りのあまり沸騰しそうというような和歌のような。あなたには分からないでしょ?といいたげな」
「それを、カリグラが…!?」いやいやそんなの自分が、と言いたいがお市から言われた黒い蛇の話そしてカリグラの呆れたためいきそしてこの日記の和歌…ラディッツは少し物語が繋がったように感じる。
「オレが、もしや鈍感であまりにも気づかなくてカリグラは怒ってると言うことだろうか…?」オマケにふわふわしてあっちにこっちにとしやがってと。
「ええ」
「彼岸の君は聡明な殿方、もしかしたらそうでは?」なるほど、今頭にたらいが落ちてきたようなショックが走っている。カリグラの頭の良さはもちろんのことだが、己の鈍感というものを今やっとわかった気もする。
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