相談したいの!(クロスオーバーネタ)

付き合い初めて数ヶ月ほど経った時──、ラディッツは一緒に暮らし初めてカリグラの料理上手さにあわあわしていた。
「なんでお前はここまで料理も出来るんだっっ!!!」ちゃんときれいにとられたよどみのないだしとあわさった味噌汁に、綺麗に焼かれた魚。野菜の煮物に……ととにかく分からないがうまい、うますぎる。
え?、家事もできるスパダリって??。ほんとこいつ家政婦要らずもいいとこではないか。心だけじゃなく胃袋もとられて言った、なんだカリグラは大事なものをとっていきましたオレの心と胃袋ですってか?。
「…才能?」サラリと出た言葉は、人によってはグーパン待ったナシの一言だ。綺麗に箸を使い鶏肉の煮物を食べる姿勢もさまになる。
天から何でもかんでもとりやがって!、許されるけどさ!!。
「そもそも俺は…ほとんどの期間一人暮らしのようだったからな」
「王になってからもか?」
「ああ、身の回りはある程度してもらっていたが…大体自分でな。なんか他人から物取られていきそうで嫌で嫌でなぁ」そういえばナエもカリグラはほとんどのこと自分でしていた、と話していたことを思い出す。自分に料理とか任せてきたこともあるがあらかた自分でやる、とキッパリ言ってきてたと。
そのくせでなのか習慣なのかこのとおり料理も何もかも上手いのだ。時折力加減を間違えて物を壊してしまったりはするくらいで。
『買い直せばいい』とかいうが、それは豪遊できる金持ちの言葉だぞとラディッツは密かに思う。
「…カリグラ、かなりいいものたちを持っているからな」
「まあな、刀剣とかを集める収集癖を俺は持っているからなぁ…料理はついでに覚えたものさ」
「ついで…?」
「ある程度健康で居なくては、暮らしてはいけんだろう?」
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