花籠10
今までこの若い彼はどこかつまらなさそうにしていた、だが未来の自分に会いそして未来の可能性を見てきたせいかどこか楽しげだ。
ラディッツはそれが嬉しくもあり、なにか寂しい気持ちがあり戸惑う。自分はおそらく…カリグラという存在を全て腹の中に入れてしまいたいような気持ちがある。
全部、全部欲しいという今までにない強欲な気持ちが溢れてしまっているのだ。この若い彼は自分に見向きすらしないのに、ラディッツのなかではカリグラと言うだけで欲しいという気持ちが出てしまう。
この気高くも綺麗な怪物を、ずくりと胸が痛む。全ての彼に自分を見てほしいという身勝手な気持ちに、自分の醜さにあきれてしまっているからであろうか。
「…そう、か」
「んだよなにか寂しいとかでもあんのか?、俺にあんなにいじめられてよ」
「お前も"カリグラ"だからな」それは素直にあると認める、怖いもの見たさなのか己の言う通りカリグラだからこその感じる寂しさなのか。
行ってしまうのか、という気持ちはどこか密かにあるのだ。
「……へぇ、恋人の過去だからと?。随分強欲だなてめえは」
「ああ、でもこんな感情を抱いたのはあいつに惚れてからだ」好きで、大好きで、愛していて…ぜんぶぜんぶ欲しいし捧げたいと感じたのは彼に初めてだ。男としても、相手としても何もかもを。
かなり自分の感情は大きいかもしれない、初めて恋した相手で毎日沢山愛でてくれる彼だからこそかもしれない。
「…満更でもねえ顔しやがって、あの俺にだけ抱いとけよんなものは」
「??」
「俺は、あいつとは違う道を歩むかもしれねえからよ」
「違う道…?」何を言ってるのだろうか、時空の歪みでここに来て未来がわかったからとかそんなのだろうか。
ラディッツはそれが嬉しくもあり、なにか寂しい気持ちがあり戸惑う。自分はおそらく…カリグラという存在を全て腹の中に入れてしまいたいような気持ちがある。
全部、全部欲しいという今までにない強欲な気持ちが溢れてしまっているのだ。この若い彼は自分に見向きすらしないのに、ラディッツのなかではカリグラと言うだけで欲しいという気持ちが出てしまう。
この気高くも綺麗な怪物を、ずくりと胸が痛む。全ての彼に自分を見てほしいという身勝手な気持ちに、自分の醜さにあきれてしまっているからであろうか。
「…そう、か」
「んだよなにか寂しいとかでもあんのか?、俺にあんなにいじめられてよ」
「お前も"カリグラ"だからな」それは素直にあると認める、怖いもの見たさなのか己の言う通りカリグラだからこその感じる寂しさなのか。
行ってしまうのか、という気持ちはどこか密かにあるのだ。
「……へぇ、恋人の過去だからと?。随分強欲だなてめえは」
「ああ、でもこんな感情を抱いたのはあいつに惚れてからだ」好きで、大好きで、愛していて…ぜんぶぜんぶ欲しいし捧げたいと感じたのは彼に初めてだ。男としても、相手としても何もかもを。
かなり自分の感情は大きいかもしれない、初めて恋した相手で毎日沢山愛でてくれる彼だからこそかもしれない。
「…満更でもねえ顔しやがって、あの俺にだけ抱いとけよんなものは」
「??」
「俺は、あいつとは違う道を歩むかもしれねえからよ」
「違う道…?」何を言ってるのだろうか、時空の歪みでここに来て未来がわかったからとかそんなのだろうか。
