花籠9
若いカリグラの方は変わらず不機嫌ではあるが、己の恋人の方は余裕ありげというか先程まであった苛立ち具合はどこへやらの反応だ。
「っっ~…!!?」
「どうした猫ちゃん?、こんなやつはほっておいていいぞ」
「なんだ、顔を赤くして……赤ザルか?」
「林檎みたいに赤くしてて可愛いなぁ」双方違う反応、そして感想…ラディッツはいきなりの言葉にキャパオーバーしていた。プスプスと頭からは湯気が出ているほどだ。
なんで、なんでしかも見られていた。ふにゃふにゃと寝ぼけていたなんて、この愚か者め…!。若いカリグラが起きてきているかも、となぜ思わなかったのか。カリグラがいることで気が緩んでいたかもしれない。
「赤ザルとかいうなっ!、……良く寝れたのか??」
「…お陰様で多少は」
「そっ、そうか…」少しでも寝れたなら良かった、とラディッツは胸を撫で下ろす。
そうしてるとまた若いカリグラはタバコを吸おうと火をつけて吸い始めた。
「おい、家主に許可を聞こうとかは無いのか?」
「てめえは一応未来の俺なんだろ?、俺にとってこれが必要なもんだって分かってんだろうが」そう言い軽くくわえる若いカリグラがなんと危険な男の色香をまとっていることか。
ちらりと見える筋肉や肩まわり、今のカリグラと比べると細いが男らしくドキドキしてしまう。
「猫ちゃん…?」
「っ!? 」しまった、心読める今のカリグラにあっさり気づかれて睨まれてしまった。
だがあんなにタバコを吸って大丈夫か?、と心配もしてしまうが結果今の彼のようになるのならまあかなり元気なのだろう。そして肺もさぞかし強いのだろう。
「あ?、何だまた俺に見惚れやがったのか雑魚は」
「お前たちふたりの色香がすごいのが悪いっ!」
「っっ~…!!?」
「どうした猫ちゃん?、こんなやつはほっておいていいぞ」
「なんだ、顔を赤くして……赤ザルか?」
「林檎みたいに赤くしてて可愛いなぁ」双方違う反応、そして感想…ラディッツはいきなりの言葉にキャパオーバーしていた。プスプスと頭からは湯気が出ているほどだ。
なんで、なんでしかも見られていた。ふにゃふにゃと寝ぼけていたなんて、この愚か者め…!。若いカリグラが起きてきているかも、となぜ思わなかったのか。カリグラがいることで気が緩んでいたかもしれない。
「赤ザルとかいうなっ!、……良く寝れたのか??」
「…お陰様で多少は」
「そっ、そうか…」少しでも寝れたなら良かった、とラディッツは胸を撫で下ろす。
そうしてるとまた若いカリグラはタバコを吸おうと火をつけて吸い始めた。
「おい、家主に許可を聞こうとかは無いのか?」
「てめえは一応未来の俺なんだろ?、俺にとってこれが必要なもんだって分かってんだろうが」そう言い軽くくわえる若いカリグラがなんと危険な男の色香をまとっていることか。
ちらりと見える筋肉や肩まわり、今のカリグラと比べると細いが男らしくドキドキしてしまう。
「猫ちゃん…?」
「っ!? 」しまった、心読める今のカリグラにあっさり気づかれて睨まれてしまった。
だがあんなにタバコを吸って大丈夫か?、と心配もしてしまうが結果今の彼のようになるのならまあかなり元気なのだろう。そして肺もさぞかし強いのだろう。
「あ?、何だまた俺に見惚れやがったのか雑魚は」
「お前たちふたりの色香がすごいのが悪いっ!」
