花籠8
「やはりッ、オレは欲しいんだっ…カリグラのぜんぶがっ………ワガママ、か?」しゅんとしょげたように自分を見てくる、それに対してたまらず愛おしくなりカリグラはラディッツの額に口付けた。
何だこの愛くるしい子猫は、自身のあざとさにちゃんと自覚あるのだろうか?。
「可愛い、愛おしいなお前。…そうだな、お前が可愛くてワガママなお姫様みたいでいいとおもうが?」
「ひっ、姫言うな!」顔を赤くしていうラディッツにカリグラはまた笑ってしまう、やれるかどうかは置いておいてこうやって真っ向からぶつかってくる所がたまらなく愛おしい。
大魔王と呼ばれてきた自分には、彼くらいの強欲でワガママな猫の方がちょうどいいのかもしれない。
こわがるくせにすがりつく可愛い可愛い子猫、…逃れられないと知ればどのように反応してくるのか。
「……」すっ、とラディッツの髪をひと房すくい口づける。その仕草に見惚れたのかラディッツはみたあと、口をパクパクして顔を赤くして目をそらす。
「や、やめろっっ…!。はずかしいっっ」
「俺の事を全て欲しいと言っておきながらか?、恥ずかしいと」
「そっそれはだなぁ~…!! 、とりあえず!お前は!!服着替えてこい!」
「それもそうだな、鎧だと俺の体温感じにくいのだろ?。そのあと沢山だきしめあおうなラディッツ」
「…ん、お前からも、ちゃんと、色々と聞きたいッ……」こくり、とちいさく頷きラディッツは着替えにと向かうカリグラの背中を見た。
「…あいつの方が心臓に悪いっ…!」今の大人なカリグラの方が甘い麻薬のようで、ゆっくりと体に溶け込んでいく感覚がして恥ずかしい。
じんわりと触れられてきたところが熱をもち、あつくなっていく。
「…どこまで惚れていくんだ、あいつに」
何だこの愛くるしい子猫は、自身のあざとさにちゃんと自覚あるのだろうか?。
「可愛い、愛おしいなお前。…そうだな、お前が可愛くてワガママなお姫様みたいでいいとおもうが?」
「ひっ、姫言うな!」顔を赤くしていうラディッツにカリグラはまた笑ってしまう、やれるかどうかは置いておいてこうやって真っ向からぶつかってくる所がたまらなく愛おしい。
大魔王と呼ばれてきた自分には、彼くらいの強欲でワガママな猫の方がちょうどいいのかもしれない。
こわがるくせにすがりつく可愛い可愛い子猫、…逃れられないと知ればどのように反応してくるのか。
「……」すっ、とラディッツの髪をひと房すくい口づける。その仕草に見惚れたのかラディッツはみたあと、口をパクパクして顔を赤くして目をそらす。
「や、やめろっっ…!。はずかしいっっ」
「俺の事を全て欲しいと言っておきながらか?、恥ずかしいと」
「そっそれはだなぁ~…!! 、とりあえず!お前は!!服着替えてこい!」
「それもそうだな、鎧だと俺の体温感じにくいのだろ?。そのあと沢山だきしめあおうなラディッツ」
「…ん、お前からも、ちゃんと、色々と聞きたいッ……」こくり、とちいさく頷きラディッツは着替えにと向かうカリグラの背中を見た。
「…あいつの方が心臓に悪いっ…!」今の大人なカリグラの方が甘い麻薬のようで、ゆっくりと体に溶け込んでいく感覚がして恥ずかしい。
じんわりと触れられてきたところが熱をもち、あつくなっていく。
「…どこまで惚れていくんだ、あいつに」