両親に対して一切何も抱いてはいないのは事実だ。
よく恋人とあったり、そういうことがあると両親にありがとうと抱くと聞くがおあいにくさまそんなものは無い。勝手にやることやってれば、ガキなんぞできる。ただそれだけだ。
「…オレが思うよりカリグラがっ、冷淡なのはすごくわかった。お前がっ……思うよりかなりやってきたことも」
「……そうだ、笑えるだろ？。あれからこのようになったんだぞ」
「ほんっっとにそこに関してだけは分からん！、なんでそうなるんだ！！？」そう、そうだ。ラディッツにとってはそこがより疑問なのだ、若いカリグラと接してラディッツはより時の界王神たちがなぜ若い方を警戒するかというのもよりわかった。この穏やかで切れない限り紳士なカリグラの若い頃があれってどういうことなのだと。
「……皇嵐のおかげだ、それこそな」
「まっ、変わったのは認めるが……俺としてはあれは本来の自分を一部出したにしか過ぎない」
「どういうことだ？」
「なんであんな口調か分かるか？、ラディッツ」突然の質問にラディッツはキョトンとしてしまい、なんなんだと思いつつ答える。
「性根の腐り具合？」
「なんか今回俺を刺すの多くないか？、…それもそうだが違う」
「人間不信か？」
「…そうだな、だいたい正解だ。ああしておけば人が寄ってこないからだ、もっと言えば使えないやつがな」
「えっ」確かにあんな高圧的な口調誰しも受ければ、恐れて離れる。ましてやカリグラの見た目の良さも相まってみなビビって離れるのはよくわかる。
「お前、もしかしてそれも幼い頃に？」
「ああ考えた、それでやっていたにしか過ぎない」幼い頃からなんて頭の回るヤツなのだ。
「…それは友人とかもいなさそうだな」ナエのことも部下だといっていたし。