花籠7
少し若いカリグラに苦手意識が出たのは父と重なるところが彼にあったせいかもしれない、だが…明らかに父より性格は悪いしなんなら乱暴具合もあのバーダックが可愛く見えるくらいにはある。
そもそも邪魔だと自分を蹴ったり、軽くタバコのこと言うだけで腹パンしてくるような男だ。倫理観が壊滅的なのはよくわかる。
「……はぁ~」いやほんとにカリグラ、どうやって今のになったのだ?。彼の初恋のおかげか、とはわかるが恐ろしい。おまけに…あの女の相手というかなんというか。
「その…女の相手、とかしてたのもきいた」
「…ですね、とはいっても本番なしでですが」
「……前戯まで、か?」
「…そうですね、口付けとかはしてなかったらしいですが。あの人は自分の身体の商品価値のようなものを分かっていましたから」商品価値…?、とラディッツはナエから淡々と紡がれた言葉に驚く。どういう意味だと驚いたが、ラディッツはふとおもった。
カリグラは自分自身のことを自信がある故からか、冷淡に見ることもある。あの若いカリグラも、自身は売れるように話していた。
楽に金を得るためには、そしておのれがより得するためにはとそこからだろう。他人から見てもそのようにしていたと分かるほどなのだからよほどだとおもう。
「あの人自身ほんとに荒れてましたからねぇー…」
「お前、あんなに…荒れてた存在からどうやって王の才能を見抜いたのだ?。俺も話してやっとだぞ」そう、最初はただの無作法者のように思えたのだ。生意気な口を叩くわ、即人を蹴るわ挙句に『雑魚』と人のこと言うわと……ほんとに分からない。
いやあれがあれ(スパダリイケメン)になるってどういう事だ?、出来るやつだとわかってもあんな怖いやつ嫌だろ。はっきりいってベジータがどんどん生ぬるく見えてくる。
そもそも邪魔だと自分を蹴ったり、軽くタバコのこと言うだけで腹パンしてくるような男だ。倫理観が壊滅的なのはよくわかる。
「……はぁ~」いやほんとにカリグラ、どうやって今のになったのだ?。彼の初恋のおかげか、とはわかるが恐ろしい。おまけに…あの女の相手というかなんというか。
「その…女の相手、とかしてたのもきいた」
「…ですね、とはいっても本番なしでですが」
「……前戯まで、か?」
「…そうですね、口付けとかはしてなかったらしいですが。あの人は自分の身体の商品価値のようなものを分かっていましたから」商品価値…?、とラディッツはナエから淡々と紡がれた言葉に驚く。どういう意味だと驚いたが、ラディッツはふとおもった。
カリグラは自分自身のことを自信がある故からか、冷淡に見ることもある。あの若いカリグラも、自身は売れるように話していた。
楽に金を得るためには、そしておのれがより得するためにはとそこからだろう。他人から見てもそのようにしていたと分かるほどなのだからよほどだとおもう。
「あの人自身ほんとに荒れてましたからねぇー…」
「お前、あんなに…荒れてた存在からどうやって王の才能を見抜いたのだ?。俺も話してやっとだぞ」そう、最初はただの無作法者のように思えたのだ。生意気な口を叩くわ、即人を蹴るわ挙句に『雑魚』と人のこと言うわと……ほんとに分からない。
いやあれがあれ(スパダリイケメン)になるってどういう事だ?、出来るやつだとわかってもあんな怖いやつ嫌だろ。はっきりいってベジータがどんどん生ぬるく見えてくる。
