花籠4

「てめえにはてめえの個性があるだろ、そいつをどー活かすかじゃねえか。未来の俺がなぜかはさっぱり分からんが、てめえを選んだのは事実だろ」ぶっきらぼうながらも言う彼の言葉にやはりカリグラなのだな、と感じる。言葉としては罵倒もあるが、やはり己個人を見てくれているのだなとわかるものだ。
「だから、こんな赤い痕をつけてんだろ?」そう思っているとすっ、と爪でキスマークのところに触れてくる。思わず声を出してしまうが、やはり若い彼は気持ち悪そうな顔をして離れた。
「んっ…!、なっ何だ!そんなとこに触れて!!」
「やっぱ分からねぇーー、猿なんぞのどこに欲情すんだ。気味わりいわ」
「さっ猿って!?、さっきまでおまえっ言葉を話してくれていたのに!!」
「気が向いたから」嗚呼もう!、こいつカリグラ以上に気まぐれじゃないか!???。
「てめえみたいな?、ウジウジして??なおかつ雑魚にそそられるとこなんざねえな」
「なっなっなっ…!!??、雑魚!?ウジウジとか…!」うじうじは否定できない、正直カリグラ関係となるとそういう所は大いにある。
あの男は待ってくれたりしているが、たまに痺れを切らして聞いてくる時もある。それくらいには大いにうじうじしている。
「ああ、俺はそういう奴らが大嫌いだ。やりてえならとっととやれよ、動けよとな。これだから雑魚どもは生きてる価値すらねえ、消すしかねえよ」
「ッ動きたくても!分からないものがあるから頭を使うんだぞ! 」
「バカか?、動かねえと情報はろくに集まらねえ。他人に話聞くか?、所詮雑魚やニワトリ共の視線だてめえのじゃねえよ、情報は己の目で見て選別するものだ。他を通すにしても自分の目でも俺はみるね」
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