花籠3
あれは生まれからの確執、そのようなものだった。だが今回のカリグラと自分のはなんなのだろうか。
本人はにこりと微笑み、なんだ?といってくるが……もやもやしてしまう。まだ、こいつの本心に辿り着けていないのかと。
「なぁ…カリグラ」
「なんだ、猫」
「…っほんと、にそれがお前の過去なのか?。カリグラがすごいやつだとは色々な奴らから聞いた、勿論っ…お前が誰よりも冷酷なやつだとも。そのわりには、普通なものが多くないかお前が語ってくれているのは」時の界王神たちに聞いた荒々しい話とも違う、至って普通だと感じてしまう。
話したくないのもわかるが、だが何故なのかせめて納得できる理由を聞けたらと聞き返した。人間、納得できないとなるとずっと心にわだかまりを抱いてしまうものだ。ベジータたちの時は生まれも違うし、身分も違うからなと開き直った気持ちがあったが今回はちがう。お前のことを知りたい、心の底からなにもかも。
「……ラディッツ、それは当然だろ。俺はそれまでただのサイヤ人だったのだからな、強いて言うなら周りの奴らより強すぎる力を持っていた。それくらいだ」
「……」
「お前に話すのは酷だが、皇嵐と会って全て変わっただけだ。キッカケや己の力の意味をその時深く理解できた。だから、たいして若い頃の過去には意味はないわけだ」な?、聞いてもつまらんだろとカリグラは苦笑して話してくる。本当にか??、だったら何故あのように時の界王神たちは若い頃のカリグラを恐れる。
ナエやガイウスですら進んで話したがらない。自分も彼と若い頃の彼に密かに乖離を感じてしまう。
「ほら、もう遅くまでお前を付き合わせたからな…」
本人はにこりと微笑み、なんだ?といってくるが……もやもやしてしまう。まだ、こいつの本心に辿り着けていないのかと。
「なぁ…カリグラ」
「なんだ、猫」
「…っほんと、にそれがお前の過去なのか?。カリグラがすごいやつだとは色々な奴らから聞いた、勿論っ…お前が誰よりも冷酷なやつだとも。そのわりには、普通なものが多くないかお前が語ってくれているのは」時の界王神たちに聞いた荒々しい話とも違う、至って普通だと感じてしまう。
話したくないのもわかるが、だが何故なのかせめて納得できる理由を聞けたらと聞き返した。人間、納得できないとなるとずっと心にわだかまりを抱いてしまうものだ。ベジータたちの時は生まれも違うし、身分も違うからなと開き直った気持ちがあったが今回はちがう。お前のことを知りたい、心の底からなにもかも。
「……ラディッツ、それは当然だろ。俺はそれまでただのサイヤ人だったのだからな、強いて言うなら周りの奴らより強すぎる力を持っていた。それくらいだ」
「……」
「お前に話すのは酷だが、皇嵐と会って全て変わっただけだ。キッカケや己の力の意味をその時深く理解できた。だから、たいして若い頃の過去には意味はないわけだ」な?、聞いてもつまらんだろとカリグラは苦笑して話してくる。本当にか??、だったら何故あのように時の界王神たちは若い頃のカリグラを恐れる。
ナエやガイウスですら進んで話したがらない。自分も彼と若い頃の彼に密かに乖離を感じてしまう。
「ほら、もう遅くまでお前を付き合わせたからな…」