花籠2

最近…、たしかにぽつぽつと穴があったりしてたまにラディッツも手伝いで片付けには行く。時にはカリグラからほうりなげられて、『戦闘力をあげれる機会だぞー』と軽く言われて超一星龍のもとへなどざらにあったものだ。
何とか成功させて、戻ってきたりと……ああ思い出したくない。付き合っている今でも、彼は容赦なくそういう所へと投げたりとしてくるものだから。
「…あぁ、それは分かるが……」
「そこのでねぇ…、カリグラのっ過去につながってしまったものがあるのよ……」カリグラの…?、過去と??。時の界王神たちはそれをかなり警戒していたはずだ、トランクスもそれにえっと反応するあたりは詳しく聞けていなかったようだ。
「わしらも警戒していたんじゃがの…なんの弾みか因果か繋がってしまって……、今は何とか閉ざしておるが開くのが時間の問題なのじゃよ…」
「待て待て、どういう事だ。カリグラの?、そんなのっあまりにも危険では無いのか!?」下手したらその時代のあいつが来るということだろ?、ある程度ここで過ごしてきて別の歴史のものが干渉してきた時に起きる恐ろしさは十二分に理解したつもりだ。
カリグラクラスとなれば、それこそあのザマスとかいうものたちより恐ろしいのではないだろうか。
「そうッ!、そうなのよ…!!。しかも、その、繋がった歴史が……」時の界王神と老界王神がお互いを見て、ラディッツへと目線を流す。
ごくりと固唾を飲み込み、老界王神がゆっくりと口を開いた。
「…その、な………カリグラの、若い頃なんじゃ…」カリグラの?、若い頃??。
「それ、はいつなのだ?」
「18そこらかしらね…まだ皇帝になる前、皇嵐様に出会う前よ」
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