テッセンの縛り2

「はっ!、俺に癖を直せとでも??。」
「…あなたが落とした人のことくらいみれ、ということですよ。」昔からね、とナエはいう。
「良いでは無いですか、貴方の…器の娘のことも見れてるのです。皇嵐様のこともケリはこれから着けるでしょ?、まああなたが今まで遊んだ女は知りませんが。」
「とっくの昔に死んで、転生でもしてるだろ。それにいつの話だ?、若い頃だろ。」今はしてないぞ、とカリグラはためいきをつきいう。
「はぁ、お相手にとってはそうでも無いかと思ったので。まっ、だからあなたが向き合う相手には良いでしょ?。仮にも、自分の欠片を持ってた男ですので。」この男は…、とカリグラはためいきをつく。要約すると惚れたはったと言ってきた相手のことくらい見ろとのことだ。
自分で拾ってきて、育てると決めたのだから。正直カリグラからすると、ラディッツはほんとに孫みたいなものだ。あるいは猫。気まぐれで寂しがり屋な猫に見える、離れろ!(顔面偏差値が高すぎ)と言ってくる時もあればオレと寝ろと拗ねながらくるねこ。ほんとに猫だ、オマケに別の誰かと話したら嫉妬してくる…うん猫だなとカリグラはおもう。
「猫にしか見えんな。」
「あなた、猫に謝りなさい。あんなごついの嫌ですよ。」
「…大型猫だろ。」威嚇もすれば突然デレて、擦り寄ってくる。うん猫にしか思えないとカリグラはおもう。
「では聞きますが、あなた好意を感じた時どうだったのですか?。」
「好意…」ああ、そういえば初期の頃あいつが俺とヤッてる夢を見て喘ぎ声を上げてたなとふと思い出す。
8/13ページ
スキ