あなたが初恋でした

「…別に、俺は売れるところに俺を売ってるだけだ。だが、汚いヤツらとガキをこさえるつもりもないからやってねえ……なんだユリウス。俺が触れられるのが嫌か?」
「そっ、そりゃっ…兄貴だしっおれの家族だから」
「家族、家族ねぇ……俺にとってお前は


ただの血の繋がりとかいう鎖がある存在だ。昔からな」そう、今でもそうだ。兄貴にとって俺はそれだけの存在、両親のことも兄貴はなんとも思ってない。
でも、でもおれはそれだけでも兄貴を捕まえれてることに密かに喜んでた。兄貴は分からないだろ、おれがあなたにここまで囚われてることを。ねえ兄貴、おれの初恋で唯一の血の繋がった兄。
醜い形でもいい、歪でもいい。あなたを捉えれたらとおれが思っていたと聞いたあなたはどんな顔をするのかな。いつも通りしかめたツラで「気色悪い」というかな。それでもいいよ、おれはあなたのそばにいれるなら……。
兄貴はまた出世した、功績としてせざるを得なかったが正解だけど……そのなかある時期ついにサイヤ人のなかで伝説のスーパーサイヤ人と言われるものが現れた。そいつはひたすらに暴れて王宮を半壊、サイヤ人たちを次から次へところしていた。
「ユリウスさん!、カリグラ様にご連絡を!!」近衛隊とのしあがった兄貴のチームたちはぼうえいへとはってまもっていた。
兄貴はその時たまたまいなくて、おれたちでなんとか王家の一族をまもっていた。
「リーダーめ!、なにをしてやがる!!」ぼろぼろになり万事休すだ、おれは兄貴に連絡入れようとすると赤い光弾がおそいくるサイヤ人の頭へとぶつかり動きが止まる。
「随分と好き勝手にしてくれてるじゃねえか…、てめえが伝説か」
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