あなたが初恋でした

抜け目ないな、と思うそれこそこの人ツフル人連れてきたもんな生き残りをみつけて。
皆は元々ここの原住民と知ってたとはいえ、戦争をした中。あまりいい顔を最初はしなかったけど、兄貴が椅子に座らせたり茶を用意したりまあもてなしてる姿を見て毒気が抜けた感じになってた。
「おい、これはどういうシステムだ?」
「この機械はエラーを起こしにくいのか?、俺としては──」兄貴はずっとそうやって質問攻めを繰り返していた、ツフル人も最初しかめっ面してたけど兄貴の真剣に聞く姿勢や荒々しくありながらも知識の豊富さと知的なところに驚きつつ1の質問に2の解答と新たな視点を見つける兄貴にこたえてた。
「こちらは戦闘力…バトルパワーを測定するので元としては体格の大きさ筋肉量そして──」
「確かにこのつなぎ方や、電流の量だと起きるリスクもあるが代わりに──」チームの人達は何話してるんだろ?となってたけど、みなが知らないことだらけというのはわかってたらしい。
「ユリウス…、あんたの兄様はサイヤ人としておくのもったいないよ」ぽつり、とチームの1人はおれにいってきてた。そしてあの兄貴に喧嘩を売ったベテランの戦士もおれにいってきてたよ。
「…ああ、カリグラさまはオレたちじゃ分からねえところにいる……こう言っちゃなんだがベジータ王より遥かに聡明だ。もし、あの人が王となった時にはこの星は一気に変わるかもしれねえな」
「ベジータ王の前じゃ言えないけどね」そうチームの人達は話してたよ、今思うと予言だよね…元に後々兄貴は若くして王となりほかの民族もまとめあげて皇帝になるのだから。
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