永久に想う2

厄介な……託した、そこで皇嵐はある存在が頭によぎる。己の保護者のような存在であり万物の父、黒王のことだ。
震えながら皇嵐はもし、このことを知られたらと考えてカリグラのことを離そうとするがぎゅっと力強く抱きしめられる。
「……安心しろ、俺はお前から離れん。拒絶されようとなんだろうとだ…、お前と俺の未来をよりよく変える方法も分かっているからな」
「カリグラ……」
「ちと強引だがなぁ、黒王を引きずり下ろしてからやってやる。…俺を信じろ」最後の言葉に彼なりの覚悟が見えたきがした、本当に本気で自分のことを愛してくれているのだと。
顔を見ればまたキスをされて、ほほにもちゅっとかるくされる。
「っもう、こういうことはするのね」
「せっかくだからな?、…悪いが俺は相当おまえのことがほしくてたまらない。だから過去も今も未来も皇嵐のことが欲しくてたまらなかったのだ」
「…素直でおバカなひと」
「恋によって、皇嵐がたまらなく愛おしくてたまらないだけだ。…今宵はいてくれるよな?」
「……いるわよ、あなたのお話も沢山聞かないとでしょ?」
「俺もお前の話を聞きたいものだがな…、夜も長い。たっぷりと話そう」なんと嬉しそうに笑うことか、あのような真剣な話をしてた男とは思えないほどに甘く自分に語り掛けてくれる。
黒王のことは……今は考えない方がいいかもしれない、せっかくカリグラがどうにかすると話しているのだから。恋人になれた男、初めての恋人というものだ。抱かれることにはかなり勇気もいるが、せっかくだと皇嵐はコロりと寝転がる。
「人間の恋人たちは横になりながら、話したりもするのでしょう?。私たちもしましょ」
「皇嵐、そんなことに興味があったのか…?。分かった、皇嵐が言うならそうしよう」
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