永久に想う 1
互いに人外のせいか長く重ねても酸欠を知らないといいたげに絡め合う、皇嵐のほうは堪えきれなくてか涙を流していたがそれすら愛おしく拒絶のではないと伝えるように自分の首に手を回してきて愛おしい。
流石にやりすぎたか、と思いゆっくりとはなせば切なげでもう少しといいたげに透明な糸がぷつりときれる。
「……これでもなお、俺の気持ちがまやかしだと言えるか?」
「…言えない、わね……っ長すぎなのよあなたっ」
「さすがに堪えきれなくてな、…皇嵐が好きだ。俺は、皇嵐を心の底から愛している……」ちゃんと目を見て伝えよう、その切なげに揺れる赤い瞳に。押し倒して藤を背景にして永遠に離れないと。
「…本当に、おバカさんなんだからっ」気持ちを、聞きたいと皇嵐の目を見ればどこか悲しげにでも嬉しげに涙を一筋流して皇嵐が少し軽くあげて自分へと口付けてくる。
一瞬何が起きたか分からなかったが、彼女の顔が近くに来ていたずらっ子のように笑っていて答えがわかってしまった。
「……私の、負けよカリグラ。私も……あなたのこと好きよ…って、どうしたの!?」
「は??」何かがほほをつたう、なんだろうと拭いてみれば水滴が着いていた。……まて、告白が受け入れられてあの自分が泣いたのか?。
相手をいつも泣かせる側の自分が、皇嵐の言葉に初めて涙を流したのか。あんなに痛められようと他人から嫌われて化け物だと罵られようとどうでもいいとしてきた自分が。
何故こんなものが、そういえばどこかの書籍で嬉しさのあまり涙がこぼれると見た事あるがそれだろうか。
「……馬鹿らしい、俺にこんな情緒があるなんてな。どうやらお前には…俺はどうしようもなく人間らしい」
「どっ、どういうことなの?」
「お前が俺を好いてくれてるという現実が嬉しいのだ」
流石にやりすぎたか、と思いゆっくりとはなせば切なげでもう少しといいたげに透明な糸がぷつりときれる。
「……これでもなお、俺の気持ちがまやかしだと言えるか?」
「…言えない、わね……っ長すぎなのよあなたっ」
「さすがに堪えきれなくてな、…皇嵐が好きだ。俺は、皇嵐を心の底から愛している……」ちゃんと目を見て伝えよう、その切なげに揺れる赤い瞳に。押し倒して藤を背景にして永遠に離れないと。
「…本当に、おバカさんなんだからっ」気持ちを、聞きたいと皇嵐の目を見ればどこか悲しげにでも嬉しげに涙を一筋流して皇嵐が少し軽くあげて自分へと口付けてくる。
一瞬何が起きたか分からなかったが、彼女の顔が近くに来ていたずらっ子のように笑っていて答えがわかってしまった。
「……私の、負けよカリグラ。私も……あなたのこと好きよ…って、どうしたの!?」
「は??」何かがほほをつたう、なんだろうと拭いてみれば水滴が着いていた。……まて、告白が受け入れられてあの自分が泣いたのか?。
相手をいつも泣かせる側の自分が、皇嵐の言葉に初めて涙を流したのか。あんなに痛められようと他人から嫌われて化け物だと罵られようとどうでもいいとしてきた自分が。
何故こんなものが、そういえばどこかの書籍で嬉しさのあまり涙がこぼれると見た事あるがそれだろうか。
「……馬鹿らしい、俺にこんな情緒があるなんてな。どうやらお前には…俺はどうしようもなく人間らしい」
「どっ、どういうことなの?」
「お前が俺を好いてくれてるという現実が嬉しいのだ」
