永久に想う 1
違う、それではない……もっと深く純愛でもっとドロドロとした感情を含んだもの。
「恋に酔う、だ。……そして決して離れない、とな」もう堪えきれない、悪いな俺はあの未来の自分のように余裕も何もない特に皇嵐に関しては。
あの男は、皇嵐からの言葉を待っていた。だが耐え切れず最期を見た時刻み込む為にと皇嵐をかきだいた。
自分も同じようになりそうだ、だが…来世なんぞこの清廉な女をあげない。俺のだと刻むように皇嵐をひきよせて唇へとむさぼり尽くさんと口づける。
藤の花がさらさらとカーテンのように揺れて、2人を包み込み2人だけの二柱だけの空間だと伝えるように世界を作る。
ギュッ、と皇嵐はしがみつき抵抗しようとするが己の必死さがわかったのか胸元へともたれかかり口付けを受けいれた。
ほんと、やさしい女──彼女の善意に甘えるかのように口内を蹂躙し片手でマントを外して道へとしき彼女を押し倒す。
このまま空気に流されていってしまえ、だが善意ではなく自分のことを欲して欲しいと願いながら彼女の小さい舌を吸い頬を撫でる。心臓が早鐘をうつように高鳴る、彼女に触れるだけで性欲とは無縁だった己が昂り理性がぐらついてきた。こんなにも自分は、笑えるほどの欲を持っていたのかと。
『…毎日してんのか?』そういえばあのラディッツというものはあの質問に真っ赤にしてなにを!?といってきていたな。
空気から察して、こんな猿になにを欲情してんだかと呆れていたが今ならわかる。愛しい存在に自分、という存在をタトゥーのように刻みたいのだ。
二度と消えない傷として、今だってあんなにバカにした自分ですら目の前に女に刻みたいと欲望がマグマのように昂り溢れている。止まることを知らないといいたげに。
「恋に酔う、だ。……そして決して離れない、とな」もう堪えきれない、悪いな俺はあの未来の自分のように余裕も何もない特に皇嵐に関しては。
あの男は、皇嵐からの言葉を待っていた。だが耐え切れず最期を見た時刻み込む為にと皇嵐をかきだいた。
自分も同じようになりそうだ、だが…来世なんぞこの清廉な女をあげない。俺のだと刻むように皇嵐をひきよせて唇へとむさぼり尽くさんと口づける。
藤の花がさらさらとカーテンのように揺れて、2人を包み込み2人だけの二柱だけの空間だと伝えるように世界を作る。
ギュッ、と皇嵐はしがみつき抵抗しようとするが己の必死さがわかったのか胸元へともたれかかり口付けを受けいれた。
ほんと、やさしい女──彼女の善意に甘えるかのように口内を蹂躙し片手でマントを外して道へとしき彼女を押し倒す。
このまま空気に流されていってしまえ、だが善意ではなく自分のことを欲して欲しいと願いながら彼女の小さい舌を吸い頬を撫でる。心臓が早鐘をうつように高鳴る、彼女に触れるだけで性欲とは無縁だった己が昂り理性がぐらついてきた。こんなにも自分は、笑えるほどの欲を持っていたのかと。
『…毎日してんのか?』そういえばあのラディッツというものはあの質問に真っ赤にしてなにを!?といってきていたな。
空気から察して、こんな猿になにを欲情してんだかと呆れていたが今ならわかる。愛しい存在に自分、という存在をタトゥーのように刻みたいのだ。
二度と消えない傷として、今だってあんなにバカにした自分ですら目の前に女に刻みたいと欲望がマグマのように昂り溢れている。止まることを知らないといいたげに。
