永久に想う 1

面倒だと思った、誰かと接することも話すことも。知恵をつけるためにはマシだと思った、それは己の知りたいことも色々とあるから。
だが極めれば虚しくもなり、暇つぶしに虐殺してもつまらない。結局己はなんのためにあるのか?、なぜなのか??と思う日々だ。
その中、あの未来の俺に出会った。自信満々とはこの事だという顔、雑魚をまもるがためにと過去の自分にですら牙を向き木っ端微塵にしようとしてくる覚悟。
「(頭イカれてるのか?)」本気で思った、だが相手は本気だ。生き残ることに精一杯だったが、おもしれぇと本気で思った。人をばらし実験するより遥かに。
こんな楽しいことがあるのか、と。あいつは徹底的だった、殺して生き返らせてやるとオーラで示してきていた。雑魚のおかげもあってか生き残り、またつまらねえと思いながら生きていると未来の俺が言ってきた。
『出会いを大事にしろよ』、と。何が?と思ったが奴らの話しぶりや未来の俺の雰囲気から何かあるのだろうと。

そして今、やつの言葉の意味がようやく理解した。俺はこの女に出会うために、愛するために生まれてきたのだと。
「…皇、嵐……ッ(あの時見た娘と似ている、ああだから俺は…あの娘に好意的な感情を持ったのか)」
「…なに、あなたは…?」ここでわかった、あの未来の俺が初めて恋をした相手はこの女だ。何があってあの雑魚になったかは未だに分からねえが、それだけは言える。
この女のおかげで俺たちは恋を知り、愛をしれたのだ。あの未来の俺は皇嵐と付き合ってはいなかった、何かしらあってあの雑魚と付き合うようになったのだろう。そして変わった未来を見てみたいとも思い俺に言ったのだ。
「(なら俺が、この女を手に入れてみせる)…いいや、何も」そして彼女を幸せにしよう、先を見るためにも。
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