忘却

゛あいつは残酷だよ…!″
はやく耳から意識を離して戦闘に行かなくては。だが思うのもつかのまで右手にまた強力な攻撃されて激痛にこらえる。
「死ねっ!、サイヤ人!!」ガツッ!、声がすると共に見えない相手の腕をつかんだ。
「…死ぬのはお前だッッ!!」声からして10人くらいだろう。二、三人固まっているであろうところに向かって相手を投げ飛ばし気功波を放つ。
すると三人ぶつけたやつと固まったものたちが地に落ちていった。
ならば、あと七人か…向き直り、相手がいるであろうところに鋭い眼光を向ける。
「…雑魚どもが…!!、俺が同じ不意打ちを何回もうけると思うなよ!。」動きが見えればこっちのものだ、今はもう幻聴は聞こえない。音を聞き、彼らの動きを把握すれば攻撃も予測できる。
片手に戦闘力を集め、逃げようとするやつをしとめる。あと六人だ、だが相手もバカではない。
あの百戦錬磨のカリーに手強いと言わしめた民族だ。何をしてくるかわからない。
すると六人が姿を見せた、ヴァルド星の連中は焼けたはだと白と黒が反転した目が特徴だ。しかし目はなかなか開けない、なぜなら目をあわせたとき相手の五感を奪うのだから。
「……なるほどな、奥の手は使わないか!。」一人のリーダーらしき男に突撃する。男はラディッツが目の前に来る瞬間に姿を消してスカウターをはかいした。
ラディッツも次の追撃に警戒して気弾を放ち距離をとる。
(これでナッパや王子を呼べなくなったな…!)
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