永久に勝てぬ敵
ただの対戦で終わる気もしない…、グダグダになって終わりかこの男カリグラがたった一人で宇宙を支配してしまうことだろう。
「くだらん話はいいだろう…、いずれ第6もどこもかしこもこの俺が支配するのだからな。」あたりの空気がぴりぴりとしはじめる。カリグラの赤黒い殺気が自分たちにまとわりつくように見てくることがよくわかった。
この男は本気で破壊神と戦うつもりなのだ、ウイスは長いこと生きてきた人生の中で初めて…人間が神に勝つのではという場面を今見ているのかもしれない。
「傲慢だね、君は。」
「傲慢でなければ、あの女…皇嵐を手に入れようなんざ思わんだろ?。」恍惚な顔をしてカリグラは語る、その言葉は紡がれるものは人間の欲望というものを詰め込んだかのように粘着でおぞましくこれが人間なのだと分からせるように欲深い。
「…これだから人間は…」恐ろしく、そして気高くもある。
「…ああ、だがそうだなビルス。」カリグラは提案がある、とこえをかけた。
「お前はこの星を破壊したいのだろ?。」
「そうだね、あまりにもロクデナシ連中がいるからね。」オマケに彼という化け物をうんでしまったのだから。これ以上カリグラのような化け物は出ないと思うが…、警戒しておいて損は無い。
「ならば、だ。俺が勝った時…2000年ほど、この星を破壊するな。その後なら構わん。」なんですって、とウイスはビルスより先にその言葉に反応する。短い間ではあるが、この男カリグラがなんも考え無しに具体的な数字を言うようなものにみえないからだ。
「…それは、なにかあってでしょうか。」
「くだらん話はいいだろう…、いずれ第6もどこもかしこもこの俺が支配するのだからな。」あたりの空気がぴりぴりとしはじめる。カリグラの赤黒い殺気が自分たちにまとわりつくように見てくることがよくわかった。
この男は本気で破壊神と戦うつもりなのだ、ウイスは長いこと生きてきた人生の中で初めて…人間が神に勝つのではという場面を今見ているのかもしれない。
「傲慢だね、君は。」
「傲慢でなければ、あの女…皇嵐を手に入れようなんざ思わんだろ?。」恍惚な顔をしてカリグラは語る、その言葉は紡がれるものは人間の欲望というものを詰め込んだかのように粘着でおぞましくこれが人間なのだと分からせるように欲深い。
「…これだから人間は…」恐ろしく、そして気高くもある。
「…ああ、だがそうだなビルス。」カリグラは提案がある、とこえをかけた。
「お前はこの星を破壊したいのだろ?。」
「そうだね、あまりにもロクデナシ連中がいるからね。」オマケに彼という化け物をうんでしまったのだから。これ以上カリグラのような化け物は出ないと思うが…、警戒しておいて損は無い。
「ならば、だ。俺が勝った時…2000年ほど、この星を破壊するな。その後なら構わん。」なんですって、とウイスはビルスより先にその言葉に反応する。短い間ではあるが、この男カリグラがなんも考え無しに具体的な数字を言うようなものにみえないからだ。
「…それは、なにかあってでしょうか。」