永久に勝てぬ敵
ー二千年以上前ー
ビルスとウイスは、惑星ベジータの王が最近変わったことを聞き付けて、破壊ついでに会おうでは無いかと来た。
あのサイヤ人で下克上…これは面白そうだと肉にかじりつきながら、ビルスは聞いた。
「で、いつになったら来るの?。」脅える給士の代わりにその王の弟というユリウスが、前に出て答えた。
「っ、兄は…その…!」
「兄…?、君のお兄さんが王になったのかな?。そんな情けない面の兄なんかの…!」ダンッッ!!。途端扉が乱暴に開かれた。ビルスとウイスはそこに目をやり、見開いた。明らかに違うのだ。サイヤ人とも、いやそこらの宇宙人とも。
黒く長い髪に鋭く猛禽類のような瞳。片方は赤く輝いて宝石を思わせるようだが、その輝きは大地を焼き尽くす焔を思わせる。
そして魔王と思わせるような鎧に、赤いマント。明らかに今までのサイヤ人の王たちが身に付けてたものとは違う。いや、それだけじゃない…どこの星でも見た事のないような格好だ。留めに己ら神と同じ掴めない気、だがその場に居るだけで力ないものたちは潰されそうな圧倒的な気配がある。
「カリグラさま…!」やっとこられた、と言いたげに給士たちは目を潤ませその男のことを見る。
「…よくやってくれた。戻って次の準備をしておいてくれ…あぁ、ユリウス。お前もだ。」ころりと表情を優しげで艶やかななものに変えて指示を出した。給士たちはその顔に顔を赤くして、はい!と息込んで下がっていった。「おれも!?。兄貴!、おれは「お前がいたら、邪魔だ。とっとと下がりやがれッ!!。」っ…!」途端顔を鬼の形相に変えてカリグラは、ユリウスに怒鳴る。その怒声は辺りを震動させビルスも思わずビッ!となった。
ビルスとウイスは、惑星ベジータの王が最近変わったことを聞き付けて、破壊ついでに会おうでは無いかと来た。
あのサイヤ人で下克上…これは面白そうだと肉にかじりつきながら、ビルスは聞いた。
「で、いつになったら来るの?。」脅える給士の代わりにその王の弟というユリウスが、前に出て答えた。
「っ、兄は…その…!」
「兄…?、君のお兄さんが王になったのかな?。そんな情けない面の兄なんかの…!」ダンッッ!!。途端扉が乱暴に開かれた。ビルスとウイスはそこに目をやり、見開いた。明らかに違うのだ。サイヤ人とも、いやそこらの宇宙人とも。
黒く長い髪に鋭く猛禽類のような瞳。片方は赤く輝いて宝石を思わせるようだが、その輝きは大地を焼き尽くす焔を思わせる。
そして魔王と思わせるような鎧に、赤いマント。明らかに今までのサイヤ人の王たちが身に付けてたものとは違う。いや、それだけじゃない…どこの星でも見た事のないような格好だ。留めに己ら神と同じ掴めない気、だがその場に居るだけで力ないものたちは潰されそうな圧倒的な気配がある。
「カリグラさま…!」やっとこられた、と言いたげに給士たちは目を潤ませその男のことを見る。
「…よくやってくれた。戻って次の準備をしておいてくれ…あぁ、ユリウス。お前もだ。」ころりと表情を優しげで艶やかななものに変えて指示を出した。給士たちはその顔に顔を赤くして、はい!と息込んで下がっていった。「おれも!?。兄貴!、おれは「お前がいたら、邪魔だ。とっとと下がりやがれッ!!。」っ…!」途端顔を鬼の形相に変えてカリグラは、ユリウスに怒鳴る。その怒声は辺りを震動させビルスも思わずビッ!となった。