国重という刀
長谷部国重が作大太刀へし切は常に織田信長と共にあった、そのせいか魔の刀であるがゆえなのだろう。
国重は、織田信長の気質だけではなく第五天魔王お市の影響もうけていた。魔を従える気性、同時に魔を魅了する力を持った──呪われた刀なのだ。
「おい、信長。その刀、俺にくれんか??」鮮血にそまる瞳の色を持つ大男が信長に話しかけた、国重は刀を通して男…カリグラを見つめる。その顔は恐怖、動揺と様々な色がこもっていた。
「……何を申す、魔の朋」
「いや何……やはり俺はその刀が欲しい、征天魔王も素晴らしいが俺はあの長谷部国重が作国重──へし切長谷部も素晴らしいと思ってな!」嬉々として語るその男、どこかの時空の魔王らしい。国重は彼に信長以上の覇気を感じながら固唾を飲み込むしかなかった。
いやなにいってんすか、このアホとも。信長は度々カリグラからの言葉を断っていた、なのにカリグラは全くもって折れない。いや、折れることを知らないのかこのアホだったのだ。隙あれば信長がいない時にも口説いてくる。
『お前がいれば、と思うのだが?。どうだ??』
『嫌っす!、俺様行きませんからね!!??』
『何故だ?良い処遇をしてやるのになぁ』
『俺様は織田上総介あってこそのです!、あなたのような方はお断りだ』
『……つまらん、まぁ良い。また口説きに来よう』
『来るなッッ!!!、傲岸不遜の塊!』そう言って何度断ったことか、だかの男は懲りないこりない……真面目になんなのだ。
国重はためいきをつき、あきれる。だが彼はカリグラは懲りなかった。何年も何十年もきた、それからも。
国重は織田家とともにあり、そして信長と共にあった。信長の為にと第六天魔王の力を手に入れその刀身に宿した、彼はもうただの付喪神ではない仏を斬る魔の刀であり第六天魔王そのものだった。
「信長公……あなたの為に俺様は天下を授けましょう、主命とあればなんでもどうぞ」血に濡れ、血を求め信長の元国重は業を背負い天下五剣すら手折る程の力を手に入れた。
へし切長谷部…その名の通り国重は、そう──全てを圧し切る力を手に入れたのだ。
だが魔とは聖者に祓われるが運命──刀の自分にも当然来たのだ。
「燃えよッッ!!!我が魂ィ!!!!」
「Last Impliesッッ!!!!」
「がぁぁぁっっ!!」ガキィィン──…ッ!!!、刀が折れる音が響く。国重は頬が割れ、身体がバキバキに割れる音が己の耳からきこえ遠ざかっていくように感じた。
信長の身体から血が噴き出す、なんでどうして──…国重がその事を理解したのは己の割れた刀身をみてのことだった。
「信長、公……っ信長公ぉぉぉ!!!!!!!!」手をひたすらに伸ばす、燃える安土城のさなか国重は己の身が焼け落ちようと人間のようにひたすら伸ばした。だがパキパキと割れていく魂、人ならざるものの自分は彼と共にあれないのか!と悔やみながらもひたすら伸ばす。
勝ち誇る伊達政宗と真田幸村、国重は初めて憎悪というものを抱き黒龍となり咆哮をあげ彼らへと最後の抵抗と焔を飛ばす。だが天命は彼らを守り国重は散っていくしか無かった。
ああ、徒桜が空を舞う…せめてと国重は信長に寄り添った。
「是非も、なし──……」なんでそんなにあなたは後悔はないと笑うのですか、信長公。あなたこそ俺様の主、あなたこそ──至高の存在。
「信、長公……」半透明な自分の身体、仕方ない……死なんぞにあなたをやらない。天命なんぞにも、国重はもう一度と力を振り絞り第五天の力を化楽天のをだし異界へと彼の魂を閉じ込める。
『来やれ、我が刀ぁ………国重よ』
「……信長公…、俺様をあなたのそばに置いてください…」嗚呼、空が赤い……不思議だ。あの鮮烈な曼珠沙華の男をカリグラを思い出すなんて。
「なぁ、あんたは分かってたんすか…?。この方がどうなるって──」
「あんたがいたら、変わったんでしょうねぇ…っでもいいすよ」俺様があなたをまもりますから──国重の名のもとに。
天とは不思議だ、あのあと自分はまた信長とともに下界へと復活して暴れた。だがまたもやられ、次は世界を巡って食らった。
そしてあの男のカリグラの故郷へと降り立ち目を合わせた。
「お前が例の刀か」少年は封印された自分を見て、その夜空の瞳で自分を見つめてくる。
「っはははは…!!(ジョーダンも休み休みに言いなさい、カリグラさん)」その男は信長と同じ目をしていた、魔を魅了して止まない瞳──名をラディッツというらしい。
国重は笑った、どうやら自分が求めたのは完璧な王の器ではない。信長のようにどこか醜く歪み、歪な美しさを持つ魂なのだ。
「(だからカリグラさん、俺様はあなたに惹かれなかった)」代わりにこの男が…カリグラから一部かけた男の魂に魅了された。
「あんたについて行きましょうか、──主。主命とあらば、ご随意にどうぞ」魔は欲望を糧とする、この人間は人は俺様の主にたる器か見ていこうではないか。
国重は、織田信長の気質だけではなく第五天魔王お市の影響もうけていた。魔を従える気性、同時に魔を魅了する力を持った──呪われた刀なのだ。
「おい、信長。その刀、俺にくれんか??」鮮血にそまる瞳の色を持つ大男が信長に話しかけた、国重は刀を通して男…カリグラを見つめる。その顔は恐怖、動揺と様々な色がこもっていた。
「……何を申す、魔の朋」
「いや何……やはり俺はその刀が欲しい、征天魔王も素晴らしいが俺はあの長谷部国重が作国重──へし切長谷部も素晴らしいと思ってな!」嬉々として語るその男、どこかの時空の魔王らしい。国重は彼に信長以上の覇気を感じながら固唾を飲み込むしかなかった。
いやなにいってんすか、このアホとも。信長は度々カリグラからの言葉を断っていた、なのにカリグラは全くもって折れない。いや、折れることを知らないのかこのアホだったのだ。隙あれば信長がいない時にも口説いてくる。
『お前がいれば、と思うのだが?。どうだ??』
『嫌っす!、俺様行きませんからね!!??』
『何故だ?良い処遇をしてやるのになぁ』
『俺様は織田上総介あってこそのです!、あなたのような方はお断りだ』
『……つまらん、まぁ良い。また口説きに来よう』
『来るなッッ!!!、傲岸不遜の塊!』そう言って何度断ったことか、だかの男は懲りないこりない……真面目になんなのだ。
国重はためいきをつき、あきれる。だが彼はカリグラは懲りなかった。何年も何十年もきた、それからも。
国重は織田家とともにあり、そして信長と共にあった。信長の為にと第六天魔王の力を手に入れその刀身に宿した、彼はもうただの付喪神ではない仏を斬る魔の刀であり第六天魔王そのものだった。
「信長公……あなたの為に俺様は天下を授けましょう、主命とあればなんでもどうぞ」血に濡れ、血を求め信長の元国重は業を背負い天下五剣すら手折る程の力を手に入れた。
へし切長谷部…その名の通り国重は、そう──全てを圧し切る力を手に入れたのだ。
だが魔とは聖者に祓われるが運命──刀の自分にも当然来たのだ。
「燃えよッッ!!!我が魂ィ!!!!」
「Last Impliesッッ!!!!」
「がぁぁぁっっ!!」ガキィィン──…ッ!!!、刀が折れる音が響く。国重は頬が割れ、身体がバキバキに割れる音が己の耳からきこえ遠ざかっていくように感じた。
信長の身体から血が噴き出す、なんでどうして──…国重がその事を理解したのは己の割れた刀身をみてのことだった。
「信長、公……っ信長公ぉぉぉ!!!!!!!!」手をひたすらに伸ばす、燃える安土城のさなか国重は己の身が焼け落ちようと人間のようにひたすら伸ばした。だがパキパキと割れていく魂、人ならざるものの自分は彼と共にあれないのか!と悔やみながらもひたすら伸ばす。
勝ち誇る伊達政宗と真田幸村、国重は初めて憎悪というものを抱き黒龍となり咆哮をあげ彼らへと最後の抵抗と焔を飛ばす。だが天命は彼らを守り国重は散っていくしか無かった。
ああ、徒桜が空を舞う…せめてと国重は信長に寄り添った。
「是非も、なし──……」なんでそんなにあなたは後悔はないと笑うのですか、信長公。あなたこそ俺様の主、あなたこそ──至高の存在。
「信、長公……」半透明な自分の身体、仕方ない……死なんぞにあなたをやらない。天命なんぞにも、国重はもう一度と力を振り絞り第五天の力を化楽天のをだし異界へと彼の魂を閉じ込める。
『来やれ、我が刀ぁ………国重よ』
「……信長公…、俺様をあなたのそばに置いてください…」嗚呼、空が赤い……不思議だ。あの鮮烈な曼珠沙華の男をカリグラを思い出すなんて。
「なぁ、あんたは分かってたんすか…?。この方がどうなるって──」
「あんたがいたら、変わったんでしょうねぇ…っでもいいすよ」俺様があなたをまもりますから──国重の名のもとに。
天とは不思議だ、あのあと自分はまた信長とともに下界へと復活して暴れた。だがまたもやられ、次は世界を巡って食らった。
そしてあの男のカリグラの故郷へと降り立ち目を合わせた。
「お前が例の刀か」少年は封印された自分を見て、その夜空の瞳で自分を見つめてくる。
「っはははは…!!(ジョーダンも休み休みに言いなさい、カリグラさん)」その男は信長と同じ目をしていた、魔を魅了して止まない瞳──名をラディッツというらしい。
国重は笑った、どうやら自分が求めたのは完璧な王の器ではない。信長のようにどこか醜く歪み、歪な美しさを持つ魂なのだ。
「(だからカリグラさん、俺様はあなたに惹かれなかった)」代わりにこの男が…カリグラから一部かけた男の魂に魅了された。
「あんたについて行きましょうか、──主。主命とあらば、ご随意にどうぞ」魔は欲望を糧とする、この人間は人は俺様の主にたる器か見ていこうではないか。
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