永久に想う3

無事星を整えられた、やはり時間と手間はかかったが彼女が愛するものたちをまもれることができた。
…よその世界の自分、道を踏み外したもの。対応をしながら考えていた、もし……自分が皇嵐と出会わなければとただ悦楽のまま殺し破壊して己の世界だけではあきたらず他のところも壊すのだろうと。
「はぁぁぁ……」体力は疲れていないが、精神としては疲れた。考えざるを得ない事ばかりだ、何者かは分からないが厄介なのはよくわかった。
城へと戻り首を鳴らしながら、自室へとかえる。少し休みたい…皇嵐はまだいることは、自室の方向から甘く漂う花の香りで分かっていた。今すぐ癒されたい、彼女に。
自室の扉を開けて入れば皇嵐がベッドのとこに座り待っていた、不思議だ彼女を見るだけでも疲れが取れる。直ぐに彼女の元へと来て強く抱きしめる。皇嵐は最初こそ驚くが色々と察してくれたのか頭を撫でて、おつかれさまと一言伝えてくれた。
「……かなり、頑張ってきたのね」
「色々と苦労するものがあってな…」
「ふふふ、私にそうやってすぐ引っ付いてくるあたりでわかるわよ。予定より遅れた、という顔をしているもの…たくさん頑張ってくれたのでしょ?」
「…お前からの頼みがあるからな、愛する人の頼みは無下にしない」
「ありがとう、ほら着替えなさいな」堪えきれず抱きついたがたしかにな、とおもいカリグラは皇嵐から離れてマントを外し着替え始める。
鎧は普段置いてあるところに置き、浴衣を出して魔の手達にも手伝わせながらだ。皇嵐の小さい悲鳴が聞こえてきたが、どうやらここで着替えることに驚いているらしい。
「ん?、どうした皇嵐」
「あっ、あなた!。こっここで!!?、私っ出るわ」
「逃さんぞ…、それにここは俺の部屋だ。なにもおかしいことはないだろ?」
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