忘却

これはラディッツが記憶を忘れた話。
ーーー王子になかば強引(脱出しようとしたが、狩りをしていたナッパに捕まった)に戦場に連れ出された。
「…っくそ…!!、あの戦闘ばかどもが!。」ヴァルド星と言う昔カリーから近づかない方がいい星だと言われたとこにいまいる。カリーの話は真剣なときすべてまことだ。戦闘のこととなるとなおさら。
彼は若くして上級となり、様々なとこに行ってきたのだから下手すれば老獪な戦士よりある。父、バーダックもなにかあったときはカリーさんに相談しろとよく言ってきた物だ。カリーから、お前は戦闘力より知識をためろと言われてたくさん教えられたが…
「…確かに厄介だな。」自分の嫌な過去の幻覚や幻聴を見せられ心理的にダメージを与えられる。王子やナッパは大丈夫かもしれないが…
(どうだろうな……)ナッパは大丈夫だ。年の功と言うものがある。だが王子は。あの人は見た目に似合わず心理的ダメージに弱いとこがある。
王子としてので嫌なことがあったのであろう。そこを刺激すれば……
「あいつは崩れるな。」間違いなく、自分のカリー譲りの勘は当たりやすい。特にこういうときには。
ーいいか、ラディッツ。ヴァルド星には近づくなーあいつらは厄介だ、人の嫌なとこをすぐに気づきそれをすべて幻覚や幻聴にする。ー知恵は力、力は知恵。これらをすべてまとめて具現化したのがやつらだーサイヤ人が力での戦を主とするなら、奴等は対となる知恵だからなーいいか、もし行ったときは次のことをやれー見そうになったとき目を閉じろ、聴覚だけに意識をやるんだー
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