最後の王子とかつての皇帝

やはり信じられない、あの礼儀正しく落ち着いた子があのベジータの?。
ああ生まれた時にはさぞかし災害が起きたのだろうな、とラディッツは失礼なことをかんがえた。
「…なんだ。」
『カリグラさん、すみません……そのッ手伝って欲しいことがありまして…』
「手伝い…?、時の裂け目か??」いえ、とトランクスは事情を軽く話す。
簡単に言うとラディッツの死後の歴史、サイヤ人2人の襲撃の時の手伝って欲しいと。
そこにターレスというサイヤ人が現れ、悟空を足止めや起きるはずのない歴史が次から次へと起きてると。
「……ターレス…(ラディッツとカリーの幼馴染のか…)」己の知っている時空のかは分からないが、その名前は聞き捨てならないものだった。
「お前が頼むということは、そこに俺が気になることがあるとでも?。」
『はい、そのターレスさんのことや……ミラやトワの痕跡もありそうなのです。オレのパートナーが今そこに行ってますが、一人では対応できなくて…』
「ふむ……、まっいいだろ。今は機嫌がいい手伝ってやる。」
『ありがとうございます!!。』さて、と…とカリグラは立ち上がりラディッツに声をかける。
「行くぞ、ラディッツ。お前は今日見学なー。」
「先程、ベジータやナッパの名が聞こえたが…」
「ああそいつらの対応だ、やれやれ後輩共はじじいを休ませてくれんな。」がっかりだ、サイヤ人の質が落ちてとカリグラはいう。
「お前と比べたら誰でも弱いだろ」
「そういう話では無い。」
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