閑話

「時の界王神、そもそもあいつ俺の部下だからな。」そりゃお前の言う事聞かんぞ、とカリグラはいう。ナエ自身、従う人を選ぶ性格をしているからだ。
「だからあんたの遊びも黙認するでしょ!。」
「強いやつにはすきにさせてたらいいだろ、それが世の摂理だ。」ラディッツは顔を逸らして言う。そういうことなら、オレは止められないとはなして。
「…そうね、でもそれが暴れすぎたらあなたたちの稼ぎの星もなくなるわよ。」
「カリグラはその気になればひとりで宇宙を支配するわ、あなたが仕えてたフリーザより強いのだから。」
「その気になればフリーザなんか、カリグラはにらみでころせれるからのぉ。お主もそれは経験したはずじゃ。」カリグラの睨みにひるんだろ?、と老界王神はラディッツに告げる。
その瞳になにか心の底を見られてるようで気持ち悪いと感じた。だが、確かに…
「(暴れるところが無くなるのは嫌だが)」
「あと、あなたたちにとっての面倒も増えるのよ?。大丈夫よ、やり方は簡単。カリグラに注意して私たちにそのスカウターから連絡してくれるだけでいいの。」
「おいおい、俺は悪ガキか?。たしかに今回のは俺からお前たちに提案したが。別にそこまで問題起こしてないだろ。」
「ベジータとかのが私にとってはいい子よ、カリグラ…!。」それはそうだろうな、と時の界王神にラディッツは同意する。
「やつも大概悪い奴ではあったが…、お前さんもお前さんで暴れたりしてたじゃろうが。」
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