閑話

改めて見る己の醜態さにラディッツは顔を手で覆う。
「こいつが軽いのが悪い、今の今まで訓練してたからな。」
「訓練!?、あんたが!!??。」
「俺のなわけあるか、ラディッツのだ。」あっ、なるほどと時の界王神は納得しつつちょっと待って!!と言う。
「あんたが教えたの!?、ラディッツに!!??。」
「俺以外何がある、そもそもラディッツのことを鍛えようとは考えてたからな。」
「あのね!、復活してすぐとかラディッツが大変に決まってるでしょ!!。おまけにカリグラ、厳しいんだから!。」ごもっともすぎる意見にラディッツは心の中ですごく頷いてしまう。
いいぞ、もっといってくれ!!。
「は??、一流の戦士だとか喚くならやることしてもらわないと困るだろ。」それに俺皇帝だぞ、上の命令は絶対だろと正論をぶつける。
たしかに己もそれは思う、現に強いものが力を示し好きにするのが世の中だとラディッツは思う。この中で言えばおそらくカリグラがいちばん強いのだろう…、だが…だが…
「デスロールはしすぎだろうがっっ!!」さすがに反論したい!!、いやおかげで強くなりはした。だが復活する→死ぬ→復活する→死ぬはさすがにきつい!、何度地獄の淵を見かけたことか!!。
「…カリグラ、あなたもしかしてやったの?。その、死にかけのやつを。」
「したが?、だがいいだろ。トランクスにちゃぁーんと用意してもらってのとこだからな。」歴史に影響はない、とカリグラはいう。
「だからってしすぎでしょ!、あんたね!!。私たちだってこの子から確認したいこともあったのに!。」
「殺してないからセーフだ、生き返っている。」
「おじいちゃんっ、私胃が痛いんだけど……」
3/12ページ
スキ