友/訓練

「きっちり終えたあとは傷も治してやる、痛みは残すがな。さぁこい、死の淵で何をつかむか俺に見せてみろ。今回はこの姿で戦ってやる、…化け物との戦い方も教えてやろうではないか。」 開始、という合図かのようにカリグラの周りからなんとも言えない化け物たちが出てきて次から次へとラディッツに対して襲いかかる。
「(なんだコイツら!)」見たことも無いものばかりだ、あるものは上半身人間の下半身は蛇のようだ。ぐるり、とラディッツを囲み締め付けてくる。バキバキと骨が折れるような音と激痛が走る。
「ほれほれ、抗わないと死ぬぞー。」とうの仕掛けた本人は空中へとあがり高みの見物だ。
「舐めた真似をしやがって!」身体に力を込めてふきとばす、次から次へと来る化け物たちをなぎ払い蹴り落としていくが頭を攻撃され脳震盪がおきる。
やられてたまるか、と1匹の化け物をつかまえカリグラへと投げ付ける。
「おっと、意外と反射いいな。」
「高みの見物か?、引きずり落としてやる。」なるほど、これは訓練になる。なんなら今までしてきたものよりきつい、さばいていくうちに体力は削れていくしタイプの違うものたちが来るため頭を使う。
「余裕だなぁ、ではこれはどうだ。」黒い鱗を持つドラゴンがあらわれて、ラディッツに対して炎のブレスをぶつける。
「な!!?」ギリギリで避けるが、また次ときてよける。
しかし髪の毛が当たってしまい少し焦げてしまった。
「…あーあ、せっかくの髪がな。だが次は…身体ごと行くぞ。」
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