友/訓練

最初はじわじわと追い詰めてなぶり殺してやろう、と思ったがあの途端ぐちゃぐちゃにしてやるとなったのだから。
目の前には悪魔と契約した男、そんな話があってもおかしくはないのかもしれんとおもう。
「そこでだ、そいつらはあるでかいミスをした。お前がその術に適応して開放された力をコントロール出来るようになってきたことだ。」本当はそのまま傀儡にしようしてだろう、だがそうはいかなかった。
術自体はもう切れ始めている、だが開放された潜在能力は今か今かと出ようとしている。
「だがお前自身その力を未だ上手く扱える訳では無い、カランがついた水道の回し方を分からんやつだな。」
「だから、オレにそれをコントロール出来るようになれと?。お前の例えで言うなら、回し方をしれということか。」
「そういうことだ、よく分かってるじゃないか。」
「…結論から言うぞ、これからお前には何度か死にかけてもらう。」は??。
「俺と手合わせして死の淵に何度も行ってもらう。なぁーに安心しろ、ここでは本気で死んでも生き返る。」徐々に辺りの空気が冷たくなるのをラディッツはかんじる。
カリグラの瞳がどんどんどす黒く地獄の炎のように感じてきた、熱いような冷たいようなそのようなかんじだ。上手く言えないが、これが地獄だと感じた。
「…死の淵にいけと?、オレがきさまを押すかもしれないのにか。」
「ふふっ、是非してもらいたいものだ。俺もいい加減…圧倒することに飽きてきたからな?。」大丈夫だ、安心しろとカリグラはいう。
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